薬局でヒルドイドを買う
肌荒れで悩む方なら知っているであろう、保湿剤ヒルドイド。
数年前にヒルドイドが美容目的で処方されることが多くなり、医療費を圧迫しているとかで問題になりましたよね。
このヘパリン類似物質を含んだクリームは保湿力抜群で、乾燥肌、アトピーの方には効果抜群なようです。
そんなヒルドイドなのですが、ニュージーランドだと薬局で処方箋なしで買えます。
ちびマオリが4ヶ月入ってからドライスキンで顔がすぐ真っ赤になってしまい、クリニックでもらった保湿剤を使ってもなかなか改善せず、そこでヒルドイドはどうなのかな?と考えました。
ちびマオリの肌が酷くなった時にクリニック行って、日本ではアトピーや乾燥肌にはヒルドイドを使うのですが、処方して頂けませんか?と聞いたら、ヒルドイドを使うの?それは面白いね、あ、でも効かないこともないか!という応答。
聞いてみると、ニュージーランドでは保湿剤というより、捻挫や静脈の腫れ、血腫などに使われるお薬で、肌トラブルには使っていないよう。
その医師、その場でネットでアトピーとヒルドイドで検索して、教えてくれてありがとう!と喜んでもらいました。
結局、ヒルドイドは今回のドライスキンで処方はされず、でも薬局で売ってるからもし使ってみたかったら買ってみたら?と言われたので行ってみることに。
スキンケアのセクションにはなく、怪我やそういうセクションのところに置いてありました。
14gで15ドル。千円ちょっとぐらい?
お薬だから平均的なお値段かな。
買ってみて家でまず私が試してみることに。
日本でもヒルドイドは肌荒れ以外にも捻挫や怪我に使われるようですが、ニュージーランドでは全くスキンケアでは使われていないようなので、薬の成分が日本のものと同じなのかとちょっと不安になります。
ヘパリンは3mgで同じようですが。
まず、私の両頬に塗ってみます。
一番に気になるのが匂い!いかにも薬!って感じの匂いで、鼻に近い顔に塗ると匂いが少しの間気になります。
これが日本で出されているヒルドイドとの違いでしょうか。
日本のものもこのチモール臭、2017年まであったようなのですが、今はこの匂いがなくなっていて保湿剤として使いやすくなっているようです。
頬に塗るとうっすらと赤みが出て、血行がよくなっているのが感じられます。
塗って触ってみると、ペタペタとして保湿力はありそうな感じ。
そして翌朝、顔を洗うと塗った頬はつるつるして、保湿力はあったよう。
そして特に肌荒れはなし。
では、さっそくちびマオリに塗ってみよう!
日本ではヒルドイドは赤ちゃんにも処方されているので、大丈夫だろう!
まず、片方の頬だけ朝塗って夕方まで様子を見ます。
んー数時間なので、そこまで劇的な変化はないけど、特に肌荒れもないので、お風呂後、両頬とカサカサの腕に塗って寝かせました。
その夜、普段朝まで起きないちびマオリなのですが、夜中にわーんと泣いて起きてしまいました。
ちょっと、うーんうーんと普段より苦しそうな泣き方。
とりあえず、おむつを変えると、その途中大量に吐いてしまいました!
お着替えさせて、ちょっとあやしたら、吐いてすっきりしたのかまた眠りにつきました。
結構な量、吐いたので脱水が気になったのですが、もう寝ているのでそのまま寝かせることに。
そして翌朝、まだちょっと顔色が悪く元気のない、ちびマオリ。
病院連れて行こうかなーと心配しながら、まずミルクを飲ませると、飲んでる最中また大量に吐いてしまいました!
すると何故か本人笑顔になって、顔色もよくなり、手足バタバタとしてダンスを踊り一気に元気になりました。
その後、吐くこともなく元気のままでした。
正直、ヒルドイドの匂いで酔ってしまって吐き気なのか、ただ具合が悪かったのがたまたまこのタイミングだったのかわかりませんが、もう怖いのでちびマオリにヒルドイドを使用するのはやめました。
ヒルドイドの副作用にも吐き気なんて書いてないんですけどね。
残りは私が使おうと思います。
ちびマオリには合わなかったですが、私が使っても保湿力を感じられたので、酷い手荒れに悩んでいる方は薬局で買えるので試してみてもいいかもしれません。
ニュージーランドだけではなく、ヒルドイドはオーストラリア、タイでも薬局で買えるようです。
日本だと、医療費圧迫の問題が出てからは色んな会社からヒルドイドに似たヘパリン類似物質が入った化粧品が売られ始めましたよね。
私がヒルドイドを使ったところ、効果があり過ぎて頬がほんのり赤くなってしまったので、ヒルドイドクリームより、これらの化粧品の方が安心して使えそうです。
中でもヒルドイドクリームを出しているマルホという会社とコーセーが組んで開発したCarteはヒルドイドクリームとヘパリン類似物質の量は違いますが、成分は同じものなので肌荒れには期待できそうです!
肌荒れで悩んでいる方で皮膚科に行く時間がない方は是非使ってみて下さい!
ニュージーランドの冬の野菜の値段
ニュージーランドに来てスーパーで生鮮食品を見てみると、国産ばかりなのです!
ニュージーランドは食の安全に厳しい国。
だから、国産の物を普段から食べることはいいのですが、あまりこの国、ハウス栽培が盛んではないので、旬の時期を過ぎると一気に値段が高くなります。
日本は食料自給率が低いので他国から輸入された食品が割と安価で変えますが、ニュージーランドには一部食品を除いて、ほとんど国産なので高くても欲しかったら買うしかないんですよね。
(関連記事↓)
私がよく買うもので輸入のものは、にんにく、しょうが、バナナ、パイナップル。
その他は必然的に国産の物を買っています。
日本だと我が家はトマトを一年中食べていましたが、ニュージーランドだと値段が高いのであまり買いません。
最近のトマトの値段、1kg辺り14ドル(100g辺り100円ぐらい?)。
そして見ての通り、赤くなくて甘くはなさそう。
ちなみに、ニュージーランドだと日本のようにビニールにいくつか入っているのではなく、このように量り売りが多いです。
他の野菜を見て見ると、私の好きな茄子。
米なすのように日本のものより大きいですが、値段は1つ5ドル(350円ぐらい)。
こんな感じでしなびたレタスが5ドル(350円)。
キャベツが4.5ドル(300円ぐらい)
ブロッコリーが3ドル(200円ちょっと)。
と、とにかく高いのですよー!
茄子、ブロッコリー、トマトは諦められても、レタス、キャベツはないとなかなかキツイ。
その一方、安心して買える野菜。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ。
じゃがいもは2.5kgで3.5ドル、にんじんはこんな感じで袋に入って2ドル、玉ねぎもいくつかネットに入って2.5ドル。
この辺はあまり1年通して値段が急激に高くなることはないので買いやすいです。
あと、この時期はかぼちゃが安めなのでよく買ってます。
あともう1ヶ月ぐらいしたらそろそろちびマオリの離乳食を始める予定なので、根菜が安いのは嬉しいです。
うちは基本的に、高い時は高い野菜はあまり買わないか、キャベツは半玉で売っているのでそれを買うようにしているのですが(一週間ごとに値段の動きがある為)、他の方はどうしてるんでしょう?
あとは、トマト料理にはトマト缶を使ったり、冷凍のミックスベジタブルをよく使います。
ニュージーランドの農家を守るためとは言え、消費者からしたら国産じゃなくてもいいから安価の野菜が買いたい。
北半球と季節が反対なのだから、輸入したらすごく便利なのに。
早くも夏野菜が恋しいです。
早く暖かくならないかな。
妊娠糖尿病から境界型糖尿病になった。
早いもんでちびマオリが生まれて4ヶ月たちます。
妊娠中、妊娠糖尿病と診断された私ですが(関連記事↓)
担当の妊娠糖尿病の看護師さんから、出産後は血糖値は測らなくていいと言われていました。
出産後も入院中数回測ってもらったのですが、数値は覚えていませんが、まぁそこまで高くなく、特に問題視されていなかったのです。
ということで、ここ数ヶ月は食べたいもの何も考えずに食べていました。
何となく野菜は先に食べるというのは習慣化してきてやっていましたが、白米の量やパンの種類等気にせず食べていました。
運動は全くせずに、引きこもって育児。
そして先日、出産後の血糖値測定に呼ばれて病院に行ってきました。
妊娠糖尿病だった方は大抵、日本でも出産してから3ヶ月後に妊娠糖尿病が治ったか検査することになっています。
まずは、指にチクっと針を刺して、空腹時血糖値を測ります。
結果、5.4mmol/l(97mg)。
若干高いですが、妊娠中でなければまだ大丈夫な数値です。
そして、次にHbA1cを機械で測ります。
5分ぐらい待って、その結果6.0%。
6.0~6.4%だと境界型糖尿病、すなわち糖尿病予備群の値なんです。
その場で図る血糖値とHbA1cの違いは、HbA1cは過去数ヶ月(1~2ヶ月ぐらい?)の平均の値なので、検査日の朝に食べたもの等に影響があまり出ないのです。
妊娠7周目の血液検査では5.4、そして25週目辺りでも5.4だったので、今回も大丈夫だろうと思っていたのですが、妊娠中より更に上がってしまっていたのです!
これって、もう妊娠中のホルモンが原因ってより、元々の体質なのでは?
私の母も糖尿病ではありませんが、血糖値は平均より高め。
その日担当してくれた看護師さんは、まだ産後だしホルモンが落ち着くまで時間がかかる人もいるから、段々下がってくると思うわよという事で、特に今回は様子見というわけで何か治療が始まるわけではないのですが、なかなか残念な結果でした。
妊娠中は子供の為、あと出産までとゴールが見えてたわけなので食事管理等頑張れたわけですが、これを一生続けるのはなかなかきついものがあります。
とりあえず半年後に再検査となりました。
これからはやはり甘いものをなるべく控えて、パンも全粒粉のものにして、ちょっとずつ運動を開始したいと思います。
出産後本当に動かなくなってしまい、多分それが血糖値を悪化させる要因になったのかもしれません。
出産前はウォーキングだったり、仕事も立ち仕事だったので、それなりに動けていたので。
ということで、30分のウォーキングから始めました。
そのうちはジョギングぐらいできればいいのですが、なんせ今は本当に体力が落ちてしまっているので。
半年間続けられるように緩く頑張りたいと思います。
赤ちゃんが授乳後、お風呂後に蕁麻疹。温熱蕁麻疹?
温熱蕁麻疹
ある日、ちびマオリをお風呂に入れようとして服を脱がしたら、体に斑点が。
ところどころ、虫刺されのように赤くぷっくり。
小さいところもあるし、大きくなっているところも。
そのままお風呂に入れたら、その湿疹はもっと酷くなってしまったのです。
見た目は痛そうなんだけど、本人は泣きもしないし元気そう。
お風呂後20分以内にはすっきりなくなりました。
その翌朝、授乳をしていたら今度は顔に湿疹がぽつぽつ出てきました。
そして授乳後やはり少し時間がたつとキレイになくなる。
初め、何かアレルギーがあって私が食べたものから母乳に出て反応してるのかな?と思いました。
そして色々googleで調べてみると、授乳時って体温が上がるのでそれで蕁麻疹が出ている可能性もあると。
あ、多分これだ。
お風呂後にもなったし。
熱に反応して出る蕁麻疹を温熱蕁麻疹というそうです。
それから、授乳時は洋服の上着を脱がせてなるべく暑くならないようにして、お風呂の水温は熱くなりすぎないようにしていました。
でも、いきなし何で?!今までならなかったのに。
本人元気そうだけど、ずっとこうだったら可哀想!
GP(病院)に行って聞いてみても、子供ってたまになるんだよ。でおしまいでした。
またgoogleで色々調べてみると、蕁麻疹って原因を突き止めるのはなかなか難しいようですね。
でも、よくあるのが風邪ひいたり、ウイルスの感染で蕁麻疹が起きることもあるそう。
そういえば、蕁麻疹が出た数日後から鼻をズルズルさせて咳が出たり、風邪症状が始まりました。
あ、きっとこれだったんだな。と後になってわかりました。
結局、蕁麻疹は4日程でおさまり、風邪症状も長引かずに治りました。
乾燥で出る蕁麻疹、湿疹
これはまた別の日なのですが、朝お着替えをしようと服を脱がせたら、首から胸の辺りに汗疹がいっぱいできちゃってました。
その一方、腕と脚はザラザラして乾燥しているよう。
そして、おしりもおむつかぶれで赤くなってしまってました。
3ヶ月以降、夜通し寝るようになったので、同じおむつした時間が長くなってしまうんですよね。
新生児の時から、朝とお風呂後は保湿をしていましたが、一日2回じゃ足りなかったかと反省。
生後3ヶ月以降は皮脂量がぐんと下がるので今まで以上に保湿してあげなきゃダメだったようです。
そして、おふろに入れると全身がポツポツと赤くなってしまいました。
本人は全く気にしてなさそうなので、そのままお風呂は続行しました。
やはり、これもお風呂上がるとすぐなおります。
今回は前回のようにまだらにできる蕁麻疹というよりは湿疹って感じです。
ちょうど、助産師youtuberのHISAKOさんの動画で、乾燥があると湿疹ができて、お風呂や授乳後等に体が熱くなると今まで見えていなかった奥にある湿疹が目に見えやすくなるというのを聞いたので、それからはオムツ替えの度に全身保湿するようにしました。
そうすると数日でおむつかぶれや首、胸周りの赤くなった汗疹はなくなり、お風呂にいれても赤くならなくなりました。
あと、使ってよかったのが、ポリベビー!
母に日本から送ってもらってあったのですが、使ってみたらすごい!
すぐに赤い湿疹治る!
日本には色々と良い商品があっていいなー。
それにしても、赤ちゃんの肌って弱すぎ。
今まで赤ちゃんの肌って何もしなくてもツルツルだと思ってたのに全然違う。
新生児のうちから頑張って保湿しておくと今後、アトピーやアレルギーになる確率が減るようなので、頑張って保湿しておかないと。
1歳ぐらいになれば少しは肌、丈夫になるかしら?
とりあえず、私が仕事復帰するまではなるべく保湿に気をつけたいと思います。
関連記事、こちらもご覧ください↓
ニュージーランドの児童手当(Working for Families )
以前こちらの記事でニュージーランドの出産手当について書きましたが
残念ながらあと1ヶ月で26週あったこの手当が終わって、Working for Familiesと言われる日本で言う児童手当だけの受給になってしまいます。
悲しいですが、仕事しないで税金から頂くお金ですもんね文句言えません。
受給資格
16歳以上で、メインで子供の世話をする方に支給されます。
出産手当(paid parental leave)はニュージーランドの市民権や永住権(permanent resident visa)がなくても受給できましたが、一方こちらは子供がニュージーランド人でないと受給できません。
両親がワークビザだともらえないのです。
つまり、父親か母親が永住権もしくは、市民権を持っていれば受給できます。
うちの場合ですと、私はまだresident visaだけなのですがマオリ君がニュージーランド市民なので問題なく受給できます。
受給金額は?
受給金額は世帯の年収によります。
申請時にパートナーの名前とIRDナンバーを入れるとIRDが自動で今年の推定年収を算出してくれます。
私は今年仕事をしない予定なので、私の年収はpaid parental leaveのみです。
そしてマオリ君の年収は前年度の年収と同じで計算されました。
なので、私が働くなって、今年の世帯の年収は前年度より低いので結果少し多めに払われることになりました。
その金額、うちは週に217ドル。
ニュージーランドに長く住んでいる方にはマオリ君の低所得ぶりがわかってしまうかもでお恥ずかしいです。
でも、これって日本でパートで扶養内で働いてるぐらいもらえるのでなかなか良いのではないでしょうか?
では、この受給金額の内訳について詳しく見ていきましょう。
Working for Familiesは4つの項目、Best Start、In work tax credit、Minimum family tax credit、family tax creditに分かれていてその金額の合計が受給できます。
Best Start
こちらは年収に左右されず、子供が1歳になるまでは週60ドル支給されます。
1歳以降は世帯年収が$93,858以下ですと引き続き3歳になるまでは支給されます。
こちらはpaid parental leaveが終わってからの受給になるので、今は$217から$60引かれた金額が毎週振り込まれています。
In-work tax credit
これは、どちらかの親が毎週働いていればもらえます。
金額は収入によります。
もし、国からbeneditをもらっている場合は受給されません。
minimum family rax credit
一般的に低所得とみなされる家族に支給されます。
世帯所得が$31,096以下だと支給され、シングルの親ですと週に20時間以上、両親いる世帯ですと合計で30時間以上働いている場合に支給されます。
働いていなくてbenefitをもらっている場合は支給されません。
Family tax credit
こちらも世帯の年収と子供の数によって算出されます。
まぁ、とりあえず自分がいくらもらえるか簡単に知りたいって方は、こちらのサイトからEstimate your Working for Familes Paymentでご自身とパートナーの推定の年収を入れると計算してくれます。
Can I get Working for Families?
(上記で記した金額は21年7月現在のものです。毎年変わりますのでご注意を)
ちなみに、世帯年収が変わった場合はmy IRDから新しい年収を登録する必要があります。
それをしないと、年度末にもらいすぎた手当は請求されるのでご注意を。
反対に年収が減った場合は多く支給されます。
申請方法
子供が生まれた後、6週間以内に日本で言う出生届をオンラインで出します。
このサイトで子供の出生を登録できるのですが、それが終わると子供のIRDナンバーの申請とこのworking for familesの申請を一緒にできるのです。
ですが、ここでは私がpermanent residentではないからとはじかれてしまいました。
その場合は、my IRDにログインして、そこからregister for Working for Familiesを選ぶと、ちゃんと、子供はどちらかの親がニュージーランド永住権、市民権を持っていますか?等の質問の後に申請できるようになります。
この手当は申請した時からの受給になるので(子供の誕生日をさかのぼってはもらえない)、早めに子供の名前を決めて申請した方が良いですね。
うちは結構、のろのろして申請したので数週間分もらい損ねました。
今思うともったいなかったなと。
とりあえず、こんな感じでしばらくはこの児童手当を受給しつつ家でのんびり育児をしているつもりです。
また来年度前に来年用の手当の金額が更新されると思うので、来年は私のpaid parental leaveもないですし、マオリ君だけのシングルインカムで算出された時に私の受給金額がいくらかによって、私も仕事に復帰するか、まだ家でのんびりするか考えたいと思います。
赤ちゃんの哺乳瓶拒否。私の対策法。
以前の更新で完母から混合育児になったことを書きました(↓関連記事)
哺乳瓶を使って初めの数週間は飲んでくれたんですけどね、2週間たったぐらいでしょうか、哺乳瓶拒否が始まりました。
哺乳瓶を口に入れると泣き叫ぶ。
違うー僕が欲しいのはこれじゃないーって言っているよう。
そして、少しミルクを口にふくんでも、ちょっと嫌そうな顔をする。
だんだん味がわかるようになってきてしまったようです。
そして、色々試して2週間ぐらいかけてこれを克服しました。
ミルトンを使わない
哺乳瓶を使い始めてすぐは煮沸消毒をしていたのですが、担当助産師さんに言われてミルトンを使うようになりました。
哺乳瓶拒否が始まったのはちょうどこの時からです。
ミルトンって洗い流さなくても良い消毒剤なのですが、嗅いでみると塩素の匂いが凄いんですよ。
嗅覚が敏感なちびマオリにはお気に召さなかったようで、口に近づけるだけでギャン泣き。
そして洗剤も無香料のものに変えました、
この時はまだ乳頭保護器も使っていたのですが、それに洗剤のレモンの匂いが残っているとくわえる時に嫌な顔をするんです。
私が使い始めたのは、こちらのエコストアの無香料の洗剤。
エコストア、今、日本でも結構有名になってきているんですよね。
この洗剤おすすめです。
泡立ちも良いし、スッキリ汚れが落ちる。
あと私も洗剤の匂いが残っているコップで水とか飲みたくないので気に入っています。
ミルトンを使わなくして、エコストアの洗剤を使うようになってからは、とりあえずギャン泣きはおさまりました。
乳首部分を温める
今、ニュージーランドは冬なのでどうしても、色々と冷たくなりがち。
なるべく本物の乳首だと思ってもらえるように、ミルクを作ってしばらく逆さまにして温めてました。
こうすることで口に入れた時すぐの拒否反応をなくします。
んー少しは効果あったかもしれません。
泣いているサインを間違わない
泣いているとどうしても、お腹空いているのかな?って思ってしまいますよね。
泣いてから、ミルクを作って、それから少し冷ましたりしているうちに何故か一人でご機嫌になってたりします。
そうすると、口に入れてもにこにこしたり、舌で遊んだりして飲みません。
こういう時はすぐに切り上げちゃいます。
泣いても辛抱強く
にこにこじゃなくて、口にいれても泣いている場合は私は5分程度、泣かせながら口に入れたまま(たまに出すけど)にしていました。
可哀想ですが、ここからミルクが出るというのを初め認識していないようだったので、吸えるまで頑張って口に入れ続けてました。
一度、吸うとお腹が空いてる時は目を輝かせて全部飲むので、チューチューしてねーとか言いながら吸い始めるのを待っていました。
あまりにも長く泣いて私も可哀想になって諦めた時もありましたが、こうして続けているうちに本人も学習したのか、今はすんなり飲んでくれるようになりました。
赤ちゃんもだんだん賢くなってきますね。
これがちびマオリの対処法でしたが、赤ちゃん一人一人違うので、為になるかはわかりませんが、ミルトンは嫌がる赤ちゃん結構いるようで、これを使って哺乳瓶拒否しているようでしたら、試しに違う方法で消毒してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの肌着はユニクロのボディースーツがおすすめ!
出産するまで赤ちゃんがどういった肌着や服を着るのか知りませんでした。
出産前に赤ちゃん用品を用意することになって調べることに。
短肌着?長肌着?コンビ肌着?ボディースーツ?ロンパース?(ロンパースは肌着ではないが)
あまり聞き慣れない言葉ばかりで、違いがわからない。
長肌着とコンビ肌着の違いって何?
海外だとこういったボディースーツを着せてその上にロンパースもしくは洋服を着せるのが主流。
でも、このボディースーツ、前開きではないので首がすわっていない新生児の着せるのは大変だろうと思い、日本にいる母に頼んで西松屋で短肌着、長肌着、コンビ肌着のセットとユニクロで前開きのボディースーツを買って送ってもらいました。
出産後すぐは看護師さんがちびマオリの着替えをしてくれたので、その時に使ってもらったのがユニクロのボディースーツ。
こんな感じで二重になるところもボタンで留められるのでずれないし、股の部分のボタンが白と黄色になっていて掛け違いにならないようになっています。
そして、体の部分も奥に入るところのボタンが黄色で、手前になる部分が白になっています。
これが、かなり便利!
特に股の部分のボタンはこれがないと、ちびマオリがオムツ変え中足をジタバタしていて急いでとめるとよくかけ間違えてしまうのです。
一方、西松屋の肌着セット。
初めて使ってみた感想は、紐が多すぎて、どこをどこに止めるのかよくわからない!
ちびマオリは秋産まれなので、短肌着に長肌着もしくはコンビ肌着を重ねるととにかく紐ばっかりだし、重ねた時にごわごわしちゃうのです。
そして、どうしても動いてるうちに中の短肌着がずれてきてしまうし、紐もとれてしまうことも。
生地もボディースーツに比べて薄め。
ボディースーツに比べてあまり着心地良さそうでもないし、私も紐をいくつもとめるの時間かかるので、基本はユニクロのボディースーツで洗濯が間に合わない時のみこの肌着セットを使うようにしました。
ということで、ユニクロのボディースーツかなりおすすめです。
時期によって色んなメーカーとコラボしているので可愛い柄もありますし、夏だったら家でこれだけもしくは、短パンみたいなのを着せておけばいいんじゃないかな?と。
私も今もっと長袖が欲しいのですが日本は夏で残念ながら長袖が売ってないので、足りない分はニュージーランドで買った前開きではないボディースーツを着せています。
2ヶ月ぐらいになってだいぶ首がしっかりしてきたので、かぶりものを着せるのにもだいぶ気楽になりました。
それでも腕を通したりはちょっともたもたしてしまうので、ユニクロの前開きのボディースーツが一番楽ちんです。
これから赤ちゃんグッズを揃える方は是非ユニクロの前開きのボディースーツ試してみて下さい。
母乳育児で赤ちゃんの体重が増えない!ニュージーランドの母乳崇拝
出産してすぐから母乳育児に今まで悩まされていたのですが(関連記事↓)
ストレスのせいか出産して2週間後ぐらいから動悸を感じるようになってしまいました。
助産師さん、病院に相談しても疲れやストレスからくるものだと言われてしまいました。
ニュージーランドって母乳崇拝が凄いんですよ!
粉ミルクのウェブサイトを見ようものなら、「母乳育児が赤ちゃんには一番良いです。
粉ミルクを始めると、母乳量が減ってしまう恐れがあります。それを理解してますか?」とまるでタバコのパッケージの文言が出てきます。
もちろん、年配の担当助産師さんも母乳崇拝者。
それに洗脳されて私もいつしか完母じゃないとダメだと考えるようになっていました。
でも実際に私は妊娠糖尿病だったので、自分の為、そしてちびマオリが将来、生活習慣病になりにくい為には母乳育児が良いのは確かなんです。
3.2kgと小さくない体重で生まれたのですが一ヶ月たっても4kg超えません。
日本だったら、すでに粉ミルクとの混合育児でと指導が入ってると思うのですが、うちの助産師さんはまだ母乳だけで様子を見ましょう。赤ちゃんの成長には差があるからと言うので完母を続けていました。
でも、明らかに赤ちゃんのぷっくり感がないのです。
足なんて鳥の足みたいにほっそり。
マオリ君も気にして、粉ミルク始めたら?と言い出すほど。
私も気になって、まずはラクテーションコンサルタントに会いにいきました。
母乳外来のようなところです。
うちの近くの病院で無料で診てもらえるのと、体重も測ってくれるので行ってきました。
そうすると一週間で50gしか増加してなかったのです!
多分、ちびマオリの咥え方もうまくないし、私の母乳量も少なかったんだと思います。
そこで1日50mlの粉ミルクを3回あげるところから始めましょうと言われました。
こうして、担当助産師さん以外のセカンドオピニオンを聞くことで、私も混合育児を開始する決心ができました。
と言うものの、ここでまた問題が!
適当にスーパーで選んだS26という粉ミルクを飲まして、数日したら下痢と嘔吐をしてしまったのです。
そしてミルクがあたる口元には赤く湿疹が!
拭くとすぐ消えます。
嘔吐は吐き戻しって感じではなくて、もっと胃液や消化された脂肪も出てきてしまっています。
もう一つもらってあったsmaという粉ミルクがあったので、変えてみても同じ。
怖くなったので、また完母に戻すことに。
そうすると、こういった症状はなくなりました。
数日後、また相談に母乳外来へ。
測ってみると体重が減ってしまっていました。
体重が減ってしまっているので、病院(GP)へ行くことをすすめられ、行くことに。
そこで、ホスピタルの小児科の先生に電話をしてくれました。
まだ胃が小さいようなので、粉ミルク30mlを一日に5,6回と分けてあげたらどうかと。
ということで、それで試すことに。
30mlだと少量すぎてあげてもずっとお腹が空いてる状態。
なので私も頻回授乳になるから、母乳が間に合いません。
私は多分、ミルクアレルギーなのかなーと思いつつ、色んな粉ミルクの銘柄を調べてみることに。
そうすると、smaとS26は同じメーカーから出ているものでシンガポール産。
ネットを見ると、やはり粉ミルクの銘柄によって、赤ちゃんにとって合う合わないがあるようで、食の安全性が高いニュージーランド産の粉ミルクを試してみることに。
twitterでニュージーランド在住ママさんに意見を聞いて、ほとんどの方が使っていたのがこのkaricare。
スーパーで小袋タイプを買ってみて50mlあげてみると、とくに嘔吐はなし。
うんちもまだちょっと緩いけど、ましになりました。
これはいけるんじゃないか?と数日50mlをあげて、それから100mlをあげてみても、ちょっとした吐き戻しはあるものの今までのような嘔吐、下痢、湿疹はなくなりました。
どうやら、粉ミルクが合わなかったようです。
それから数日、混合育児を続けていくとちびマオリの見た目も段々と丸くなり、訪問看護師さんが体重を測ってくれた時、1日50gの計算で増加!
そして私も動機がなくなりました。
本当にストレスからくるものだったんですね。
正直、十分に母乳が出てないのに完母って辛かったし、痩せていくちびマオリを見ては不安になり、合わない粉ミルクをあげてしまって体調が悪くなったりと、ストレスが凄かったです。
今では、だいぶぷっくりして、ご機嫌の時間も増えました。
ニュージーランドでこれから育児するなら、粉ミルクはkaricareがおすすめです。
おすすめしてくれたママさんによると、赤ちゃんへの胃の負担が少ないようです。
そして、母乳の凄さは知っていますが、それで充分に感じられなかったら粉ミルク使って良いです。
ニュージーランドの母乳崇拝に洗脳されるとストレスになります。
私も洗脳から開放されて、育児がかなり楽になりました。
これからも、どんどん健やかに育ってくれ、ちびマオリ!
赤ちゃんに使えるCetaphil(セタフィル)babyローション
ちびマオリ、生後数日したら全身の肌の皮が剥けてきました。
これは新生児落屑と呼ばれる生理現象で普通なことなのですが、知らなかった私は、脱皮した!と思いビックリしてしまいました。
今まで羊水に守られていた肌が乾燥して皮が剥けてくるのです。
なので、新生児は生まれて数日から保湿が重要なようですね。
一方、うちの担当助産師さんは新生児の肌には何もつけなくてもいい、肌に合わなくてかぶれてしまうかもしれないからと言っていたのですが、この助産師さん、結構年配。
現在は新生児から保湿していくのがスタンダードだと思うのですよ。
ということで、まずは保湿剤を見にスーパーに。
いくつか赤ちゃん用にベビーローションがあったのですが、私が昔から信頼をよせているCetaphil baby lotionを選びました。
(関連記事はこちら↓)
セタフィルは肌に優しいので、baby用でもなくても赤ちゃんに使えそうですが、一応ここは赤ちゃん専用のものを選びました。
私が買ったものはポンプ式なので便利です。
片手でローションがぬれると授乳中にちょっとおでこに塗ったりと便利です。
まず香り。
赤ちゃん用って無香料のものが多いのですが、これはほのかに良い優しい香りがします。
これは意外でした。
普通のセタフィルの洗顔料は無香料だったので、これもそうかなと思っていました。
赤ちゃん用はなるべく無香料がいいかなと思ったのですが、スーパーで売っているもの(Aveno、ecostore)は全て香りがあるものでした。
でも、この香料で肌が炎症を起こすことはなかったのでよかったです。
テクスチャーですが、結構軽めで水っぽいです。
ちゃんと、保湿できてるのかな?と思ったのですが、塗ってみると肌がスベスベ、もちもちして、塗ると塗らないとでは違いがわかりました。
そして、夜の沐浴の際にもまだ肌がツルっと保湿されているのがわかったので、保湿が長時間続きます。
生後3週間過ぎた辺りから、お顔に乳児湿疹が多くできてしまったのですが、このローションを使っていたらすぐにおさまりました。
このローションを使う前は、ベビーオイルを使っていたのですが、湿疹には油分が多すぎたようでよくなりませんでした。
このローションの軽めのテクスチャーが乳児湿疹にはよく合ったようです。
自分の肌に使うわけではないので、肌がかぶれないか初めは恐る恐る使ってみたのですが、特に肌荒れを起こすことなく安心して使えました!
やっぱりセタフィルは凄い!
是非、赤ちゃんでなくても敏感肌の方はセタフィルローション使ってみて下さい。
普通のベビー用ではないのはこちら↓
授乳の痛みにピュアレーンと乳頭保護器
産後は何かと気持ちが不安定になり、泣くことも多々ありました。
私が初めに泣いてしまったことは、授乳の辛さ。
妊娠後期から、乳首の保湿とマッサージを軽く適当にやっていたのですが、全くその成果がみえない程の辛さ。
授乳開始2日まではよかったのですが、三日目からもう乳首が割れて出血し始めてしまいました。
授乳の度、特に初めが痛くて、歯を食いしばりながらやっていました。
ある時、ちびマオリがミルクをカポっと吐き戻した時に結構血が混ざっていて、ビックリしました。
慌てて、ナースコールをしたら私の乳首の出血からだそうです。
搾乳の仕方を教えてくれたのですが、あまり出ない。
ちびマオリに授乳しなくちゃいけないのに、痛すぎだし、搾乳もできなくて、あと連日の睡眠不足もあり、色々と思うようにいかなくて泣いてしまいました。
入院中、ラクテーションコンサルタントという母乳育児専門家が巡回しにきてくれたので、授乳がうまくいってないことを相談。
ちびマオリの乳首の咥え方を見てもらって、あと出血しているうちは乳頭保護器を使うことをおすすめされました。
そして無料でmedelaの乳頭保護器がもらえました。
さっそく使ってみると、痛みがだいぶ緩和されました。
初めはちびマオリ、咥えてみると変な顔をしたのですが、すぐに慣れました。
一回使うと、もうこの保護器なしに授乳するのが怖くなってしまいました。
そして、あともう1つとても役にたったのが乳首用の保護クリーム。
入院中にピュアレーンというクリームを分けてもらったので、退院した後も薬局で買って、毎回の授乳後や少し乾燥したなって思う度に塗っていました。
このクリームは授乳の前に拭き取る必要がなく、赤ちゃんの口に入っても安全なものです。
これもメーカーはmedelaです。
容量は少しのものを買ったのですが、少量でよく伸びるので結構使えます。
このクリームのおかげで出血したところは早めに治りました。
このピュアレーンですが、この出血が治った後も、後に乳首に白斑ができた時に塗ると早めになくなったりしたので、1つ手元にあるととても便利です。
今は授乳に初めの頃に比べるとだいぶ慣れたのですが、それでも頻回授乳で乳首がたまにヒリヒリすることがあります。
そういう時に塗っておくと翌日にはそのヒリヒリ感がなくなっているので、母乳育児にはかかせないものです。
授乳の痛みに悩んでる方は是非、使ってみて下さい。
【海外出産】ニュージーランドでの出産レポート 入院編
前回の更新からだいぶ時間がたってしまいました。
新生児の育児って思ったよりもだいぶ大変で、仕事を辞めてから出産までの間は本当に暇で早く生んで育児したいなーとか思った自分が馬鹿みたいです。
そんな暇つぶしのようなもんでもない!
今は、出産前の自分の為に存分に使えた時間が恋しいです。
さて、前回の続きを今更ながら書きます。
出産当日
私はどうやら術後2,3時間は寝ていたらしいです。
その間、マオリ君が看護師さんに言われて半裸になってちびマオリとカンガルーケアをしていたようです。
これって、パパもするんですね!
見たかったなー
そうして初めてのオムツ替えも、看護師さんに教わりながらマオリ君がしてくれたようです。
かばんに詰めてあった、ちびマオリの洋服もちゃんと着させられています。
私は少したってカンガルーケアさせてもらいました。
そして看護師さんに言われて母乳を吸わせてみます。
あ、ホントに吸い付いた!
多分ほとんど母乳なんて出ていないと思うのですが、一生懸命に吸い付いているところを見ると可愛らしかったです。
私の容態はというと、鼻には酸素の管がされ、腕からは痛み止めの点滴で管だらけでした。
痛み止めの点滴は、ボタンが用意されていて、痛みを感じ始めたら自分で押して調整できるものでした。
このおかげで傷の痛みは寝てる分にはほとんど感じませんでした。
しかし、どうやらこの薬が体に合わないようで目眩と吐き気が生じて、数回吐いてしまいました。
悪露も多く出ているようで、数時間に一回、看護師さんがパッドを変えてくれます。
ちなみに、ニュージーランドには産褥ショーツみたいなものがなく、お尻の下にペット用のトイレシーツみたいなものがひかれ、股の間にパッドを挟まれているだけでした。
足には着圧ソックスが履かせられ、その靴下の中にはマッサージ器のようなものが入っていてずっと動いています。
浮腫み止めと、動けないので血流を悪くさせない為でしょうか。
その後、夜9時ぐらいにその日早起きしたマオリ君は帰ってしまったので、私とちびマオリ二人っきり。
動くと傷が痛むので、隣にいるちびマオリを見ているだけで何もできません。
この日は同じ日に出産した方たちと同室だったので、看護師さんが頻繁にきて私の産褥パッドを変えたり、痛み止めの飲み薬をくれたり、ちびマオリにミルクをあげたり、おむつを変えたりしてくれました。
出産前日から寝ていなかったので、寝不足のはずなんですが、ちゃんとちびマオリが息しているか気になったり、疲れているはずなのに何故かほとんど眠れませんでした。
入院食
産後、夕食が運ばれてきましたが、吐き気でまったく食欲がなく、ほとんど食べませんでした。
ご飯は置かせてもらったので、夜中、お腹が空いて、ちょっと果物を食べたぐらいです。
ここで、私が入院中に食べたものをいくつか紹介します。
朝になると、その日のご飯のオーダー表がきて、選択肢の中から自分が欲しい物と量を選べます。
↑夕食。これはまだましな方。
中東料理のようで、シェフがそっち方面の出身なのか、選択肢に何回か中東料理がありました。
↑朝食。
このスパゲティー、ニュージーランドでは有名な缶に入ったものなんです。
ニュージーランド人は好きな方多いみたいですが、私は苦手です。
歯ごたえがベチャベチャしていて美味しくないです。
↑昼食。クロワッサンのサンドイッチは美味しかったですがパンばっかり出てきました。
もちろん、こんな食べれないのでマオリ君にあげました。
正直、どれもあまり美味しくなかったです。
日本の産院で出される豪華料理が羨ましいです。
ですが、まぁ無料で入院しているので文句は言えません。
というより、妊娠中あんなにあった食欲が産後はほとんどなくなり、どんな食事でも出されればいいやという感じで食べていました。
出産翌日から退院まで
帝王切開の手術直前に導尿の管がいれられていたのですが、その管も出産翌日にはとられ、シャワーに行くように言われました。
起き上がるのも精一杯。
看護師さんに支えられ、どうにかおきて、ゆっくり歩いて部屋にあるシャワー室に。
シャワー室には椅子があるのでどうにかシャワーを済ませられました。
その後、マオリ君とマオリ母が面会にきてくれ、マオリ君はそのまま病室に一緒に泊まることになりました。
というのも、出産した日は金曜日で看護師さんがちびマオリの面倒を見てくれたのですが、この時に言われたのです。
週末は忙しくなるから、明日はパートナーに泊まってもらって、二人で赤ちゃんの世話をしてもらいたいと。
ここ、大病院で救急病院なので忙しいところなのです。
なので、特に問題がない産後の私達にはあまり手を焼いていられないっていうのが入院中ずっと感じましたね。
結局、ドクターの回診で帝王切開だと通常4日で退院するとのことなので、4日で退院してきました。
ファンガレイ病院から近くの小規模な病院に転院できるとのことだったのですが、ちびマオリの洋服もなくなってきたので、そのまま家に帰ることにしました。
でもやはり家に帰ると、何かしら動かなくてはいけないので、転院した方がよかったかなーと後から思いました。
こんな感じで自宅での育児が始まりました。
ニュージーランドでの出産は、大きい病院だったので、医療面でとても安心できたこと。
ですがその後のケアは最低限な感じでした。
まぁ無料ですので、あまり多くは求めちゃいけませんね。
では、また時間がある時に更新します!
【海外出産】ニュージーランドでの出産レポート
早いもので出産してから2週間も経ってしまいました。
母子ともに無事でございます。
3/12 14:34に3260gの元気なちびマオリを出産致しました!
推定体重は3700gと言われていたので結構エコーだと誤差がでるものですね。
助産師さんがお腹を触った感じだともっと小さいと言われていたので、機械より長年の経験が勝ったようです。
入院当日 出産まで
私は誘発分娩の為(詳しくはこちら↓)
朝7:30にファンガレイホスピタルに行く予定でした。
入院2日前におしるしがあり、それからもずっと血が出続けていました。
おしるしって1回ちょこっと出るぐらいと思っていたので、生理のようにずっと出ていたのでビックリ!
そして入院前夜、10~12分間隔の前駆陣痛があり、全く眠れず、しかし朝5時過ぎると、かなり遠のき普通に歩けるようになりました。
6:00過ぎに家を出て1時間弱のドライブ。
たまに子宮がキューっと痛くなりますが、まぁ平気です。
7:30ちょっと前に病院に着きましたが、部屋の準備ができてないとかで結局8:00頃までロビーで待ち、それから病室に通されました。
この時は小部屋ではなく、隣のカーテンでどなたかもNSTをやっているようでした。
そして私もNSTを始めました。
時たま、子宮がキューっとなると、モニターの数値も70ぐらいになります(平常時20ちょっとぐらい)。
まぁこれぐらいの痛みならまだ大丈夫です。
産婦人科医さんが忙しいようで、結局その後11時過ぎまで放置。
私もマオリ君もウトウトしていました。
そして、ようやく産婦人科医さんが挨拶とこれからの処置についてもう1回説明をしてくれました。
私も、おしるしと前駆陣痛について話しました。
その後、私がここ数週間、血小板の値が低い為、最後に一度、看護師さんによる採血がされ、すぐ後に助産師さんによる内診。
ニュージーランドでは日本のような内診用の椅子がないので、ベッドに仰向けになり、膝を立てて、両膝を横に倒すカエルのようなポーズで内診を受けました。
深呼吸しながらやりましたが、結構不快。
ジェルを2本指につけて、膣の壁をグリグリ指で歩かせていきます。
なんとこの時点で子宮口3cm程開いていました!
0cmだと思っていたのでちょっとビックリでした!
そして、指をいれたままジェルを注射器みたいなようなもので膣内に注入。
器具のあたりどこをが悪かったのか、注入される時若干傷みを感じました。
このジェルは子宮口を開かせるもので、同時に人によっては陣痛も促します。
効き目が悪いと6時間後にもう1回注入、それでもダメだと翌日にまた注入します。
助産師さんが言うにはもう3cm程開いているので、この1本で大丈夫そうだと。
安心しました。
ジェルの効果が出るには時間がかかるようで、助産師さん一旦、退室。
マオリ君も一旦、外に一服しにいきました。
すると、すぐに子宮の張りが酷くなりモニターは70超え。
さっきまでは、たまにお腹が張るぐらいだったのですが、今は間隔なしにずっと張っています。
何かおかしい、間隔ないと赤ちゃんにストレスがかかってしまうんじゃないかと思い、ナースコールを押しました。
先程とは違う、助産師さんが来て、私がお腹が痛いんだけどと言うと、陣痛が来てるから通常よ。と。
そして、私が、ほとんど痛みの間隔がないことを言うとNSTの紙を見て、その間私の子宮の痛みはもっと激しくなり、うーっと声が出るように。
もうモニターの数値はいくつを示していたのか確認することもできず、痛みで全身震えだしました。
いつの間に助産師さん5人ぐらいが集まり、産婦人科医を呼ぼうと話していました。
あ、やっぱり何かおかしいんだなと思いました。
そして先程の女医さん再登場。
やはり、ジェルの効果が出すぎているので、一旦膣内に水を注入させジェルを洗い流すことに。
この処置はほとんど痛くなかったです。
ですが、あまりこの効果はなく、痛み止めの注射をされました。
そして、これもほとんど効果がなく。
そして、分娩室に移動させるような話になったようで、ベッドのまま移動されていきました。
その途中マオリ君が帰ってきました。
分娩室にきてから、笑気ガスが手渡され、痛みを感じる時に深く吸うとのことでしたが、この効果はほとんど感じませんでした。
ただ、陣痛がきている時もこれを吸おうとするので呼吸を止めずにいられたのはよかったかもしれません。
この時、内診され子宮口5cm。
陣痛もきつつ、内診もされて、かなり辛かったです。
そして、女医さんからエピドューラル(無痛麻酔)の提案をされ、お願いすることに。
しばらくすると麻酔科医さんがきて、私の陣痛が少し治まった時に麻酔の説明をしてくれました。
そして、背中にまず麻酔の注射をしてからそれから管なようものを通していきます。
私は注射の痛みは割と強いようで、この処置はまったく痛くなかったです。
というか、陣痛が比べようもない程痛かったので気にならなかったのかもしれません。
しばらくすると、若干傷みが和らぎました。とは言っても10が8になったぐらい。
多分自分の間隔的に2分ぐらいの間隔で陣痛は来てます。
ここにきて、ようやく陣痛の合間にマオリ君と話せる余裕がでてきました。
もう、この子で最後ねと言ったら、うんと頷いてました。
この時点で、赤ちゃんの心拍も高くなっていたので、若干ストレスがかかっているようでした。
そして次は人口破水。
膝をまたカエルのように開き、そこに棒状のようなものを刺します。
見た目ほどそこまで痛くなかったです。
すると、じわーっと温かい液体が出てくるのを感じました。
その後、痛みの感覚が変わり、今までの子宮の締め付けられる痛みプラスお腹の内側から何かこみ上げる痛みが加わりました。
しばらくしてまた内診。
しかし、子宮口5cmから3cmに戻りつつあるようで、お産が長引いて私の体力ももたないだろうし、赤ちゃんにもストレスがかかっているようだったので、帝王切開を提案されました。
私はこの女医さんに、帝王切開が一番安全か聞いたら、そうだと答えられたので、承諾することに。
承諾書にサインをすると、陣痛を止める注射を打ってもらいました。
しかし、それも全く効かず。
分娩室に入ってからは、素っ裸でいたので(助産師、産婦人科医、麻酔科医、全員女性だった)簡単にシーツを体にかけてもらいベッドごとオペ室へ。
途中今までとは全く別の医師達6人ぐらいに引き継がれました。
ニュージーランドでは局部麻酔の帝王切開の場合でも立ち会いが許されているので、マオリ君も私の麻酔の効きを確かめる間、ドアの向こうで待機。
そしてすぐに私は背中に局部麻酔を打たれました。
まだ陣痛がきてるせいか、この注射も全く痛くなかったです。
そして、もう一度内診。
麻酔が入っているのにまだ痛い。
膝を曲げてみてと言われ、やってみると普通に曲げられちゃいます。
結局、麻酔が効いていないようなので、全身麻酔になることに。
そして私はマスクをつけられ眠りにつきました。
出産後
起きたら大部屋で、看護師さんに名前を呼ばれて気づきました。
赤ちゃん生まれてるわよーと言われて、一安心。
それからマオリ君とちびマオリが待ってる部屋へベッドごと運ばれます。
どうやら術後2時間ぐらいは寝ていたよう。
私はベッドから起き上がることはできず、ちびマオリのベッドは私の顔の横にはなかったのでお顔はすぐに確認できませんでしたが、マオリ君は赤ちゃんは私に似てると言ってました。
たまに聞こえてくる泣き声が可愛い!
看護師さんが、ちびマオリを抱いてみるかと聞いてくれたのですが、まだ眠さと、目眩があって、体調がすごく悪かったので、また後でにしてもらうことにしました。
抱いて落としてしまいそうで怖かったからです。
結局、全身麻酔になってしまったのでマオリ君の立ち会いも叶わず、誰もちびマオリの誕生を見ることができなかったのが残念です。
全身麻酔だと、え、いつの間に生んだの!?って感じです。
ちびマオリが生まれてすぐ、マオリ君に手渡されたようですが、その光景も見たかったなー。
でも無事に何とか元気な男の子を出産できてよかったです!
ちょっと長くなりましたので、その後の話はまた今度!
【出産直前】ニュージーランドで誘発分娩
もう明後日についに誘発分娩で出産予定です。
先程、ちびマオリ君、お腹の中でしゃっくりをしていて、これを感じるのももうあと今日と明日なんだなーとしんみりしちゃいました。
世の中の妊婦さんは出産前どんな気持ちなんでしょうね?
私は、赤ちゃんに会えるわくわくも、もちろんありますがそれ以上にどんなに痛いんだろう、無事に生まれるかしら、とか不安の方が大きいです。
当日の予定
入院日は朝7:30に病院に行きます。
そこから、NSTで赤ちゃんの様子を確認したり、内診を行って、それから子宮頚部を柔らかくするジェルを膣の中に入れます。
その効きが悪かったら6時間後にもう一度ジェルを挿入するようです。
日本だと、この処置ラミナリアかバルーンとかでするようですね。
ラミナリアは痛いと聞くから避けられてよかった。
海外ではこの妊娠誘発のジェル使われているようですが、日本だとまだ使われてないのかな?
日本だと誘発の膣錠が認可されたのが2020年ということだし。
薬の認可が遅いんですよね。
その後、スティック状のもので破水させます。
そこから促進剤の点滴を打ち始めるという予定です。
以前、こちらの記事で↓自然分娩の予定と話していたのですが
結局、妊娠糖尿病になって高リスク妊婦になって誘発分娩をすることになったので、自宅から50km先の大きい病院で出産することになりました。
担当の助産師さんは自然分娩推奨派なのですが、誘発分娩だと動けなかったりする為、辛いお産になるかもしれないので、無痛分娩にする?と提案がきました!
もちろん、お願いしますと返答しました。
本陣痛が始まったら使えるようです。
本陣痛って子宮口どれぐらい開いてるんだろう?
よく5cmになったら使えるとか聞きますが。
誘発分娩だと場合によって薬がよく効きすぎて強い痛みが来ることがあると聞くので少し安心しました。
先週の時点でまだ赤ちゃんの頭は上の方にあって、前駆陣痛っぽいのも一夜だけあって、それっきり。
おしるしもないので、私の予想だとまだ赤ちゃんは出てくる気でいないんだと思います。
それを無理やり出してしまうのも、ちょっと可哀想ですね。
ニュージーランドでは検診時に内診で子宮口を測ったりしないので、今どれぐらい開いてるかわからないのですが、まだ全然開いてないと思います。
多分、長い出産になりそうだなー。
エコーによると推定体重3700g予定ですが、助産師さんが触った感じだともう少し小さいかな?と。
機械と長年の経験とどちらが実際に近いでしょうね。
では、また出産したらレポートしたいと思います。
安産を目指す臨月の過ごし方
産休に入り早くも一ヶ月以上経ちました。
最初は暇だなーと思っていたのですが、その生活にも慣れると一日あっという間です。
家事をしつつ、なるべく血糖値を意識しつつ、安産に向けた生活を心がけています。
今回は私の産休の一日の過ごし方について書いてみます。
-6:40 マオリ君を起こしてコーヒーを作る。その後ベッドに戻る
-9:30頃まで二度寝かベッドでゴロゴロ。これは血糖値対策の為にあまり早くに朝食をとらない為です(関連記事↓)
-10:00頃 朝食と一緒にラズベリーリーフティーを飲む(関連記事↓)
今のところお腹の張りもあまり感じないですし、効果は感じられません。
-朝食後から12:00ぐらいまでに洗濯、掃除機(毎日ではないですが)、食器洗い等の家事を行い、血糖値を低くする為、なるべく動いているようにする。
-昼過ぎ マタニティーヨガとスクワットを行う。スクワットは臨月入ってからやるようになりました。
-14:00頃 お昼ごはん。昼だけ血糖値を低くする薬を飲んでいるので、気持ち多めに炭水化物を摂れます。
-17:00頃から夕飯づくりを開始。なるべく炭水化物なしでお腹いっぱいになるように、タンパク質多めの料理になります。
-18:30頃 30分程ウォーキングに行く。本当は昼間の暇な時間に行きたいのですが、夏のニュージーランドは昼の日差しがあつく、これぐらいの時間ではないとあまり外に出たくないのです。
ウォーキングは血糖値対策が主で、臨月に入ってからは赤ちゃんの頭がなるべく早く下がるように願いながら歩いていますが、昨日(37週4日)の時点ではまだ赤ちゃんの頭は結構上にあるようで、30分ぐらいだとあまり効果ないのかな?
うちの助産師さんからは30分ぐらい歩けば充分だと言われていますが、日本の産院だともっと歩くように言われるでしょうね。
-20:00頃 ウォーキング後、シャワーや身だしなみを整えてこの時間から夕ご飯です。
本当は血糖値対策には、もっと早めのご飯がいいのかもしれませんが、なんせ日が暮れてくるのがこの時間ぐらいなので、どうしてもこの時間になってしまいます。
気分的に日が出てるうちに夕飯は食べたくないのです。
私は妊娠してからそこまで酷く体重は増えていないので、カロリーはそこまで気にせず、ローカーボを意識して食べています。
-21:00頃 食後少しゆっくりしたらマタニティーヨガ。昼とは違う、座ってできる、むくみ対策のものをyoutubeを見ながらやっています。
夜にヨガをし始めたら、早朝の足のつりがなくなりました。
-22:00頃 寝る前にカレンドュラオイルを使って会陰パック。効果はまた産後に記事にしたいと思います。
その後、就寝。
昼間の暇な時間が長いのですが、ブログ書いたり見たり、twitterを見たり、お昼ご飯の用意したりしていると何だかんだあっという間に夕方になっています。
産休入って、ちゃんと3食食べて、運動したりして、今まで以上に安産を心がけた生活はしているのでしょうが、効果はどうでしょうかね。
早くも来週の金曜日3/12に誘発分娩予定です。
どうか安産でありますように!
ニュージーランドの永住権(パートナーレジデントビザ)の申請の提出書類
最近、数人このブログを見つけて下さり、そこからtwitterでご連絡下さることがあるのです。
よくあるのが、パートナーワークビザ、そしてパートナー枠のレジデントビザの申請についてです。
何にせよ、ブログを見つけて頂いて嬉しいです。
以前、パートナーワークビザの申請書類についてはこちら↓で書きましたが
レジデントビザについては、まとめてなかったので、この機会にまとめてみました。
レジデントビザの中でも私はパートナーにサポートされる枠のpartner of a New Zealander Resident Visaを取得しました。
これは他の枠のレジデントビザに比べたら取得はそんなに難しくないと思います。
英語の能力テストも必要ないですし、ただパートナーとの関係がちゃんと証明できれば取得できます。
パートナーワークビザとパートナーレジデントビザの違い
*滞在の長さ
ワークビザの場合は最長で2年に対して、レジデントビザは出国しない限りは永久的にいれます。
ビザが取得できて2年間は出入国は何回もできますが、それ以降はpermanent resident visaを取得する必要があります。
*交際の期間
レジデントビザは同棲を始めて1年たたないと申請できないのに対して、ワークビザだと1年未満でも申請できます。
ただ、1年未満の場合はワークビザ1年しか出ません。
もし、私のようにワーホリ中にパートナーに出会った!って方は大体はワークビザ申請することになります。
*社会保障の受けやすさ
ワークビザでも2年以上出ていればGP(病院)に登録できますし、出産もほぼ無料でできます。
ですが、児童手当て等はレジデントを持っていないと、受給できないものもあります。
あとは学校に入学する場合、現地の人と同じ値段で行けるようになります。
*プロセスの時間と申請料金
ワークビザに比べて、レジデントビザは承認されるにも、申請代金も倍違います。
2021年2月現在ワークビザの申請代金は635ドルに対してレジデントビザの申請代金は1480ドルです。
各ビザのプロセス時間はこちらで確認できます↓
How long it takes to process a visa application | Immigration New Zealand
*インテリムビザの発給
インテリムビザとは今保持しているビザが、次のビザを申請して待っている期間中に万が一切れてしまった時に、お待たせビサという感じで特別に滞在許可が出ます。
就業できるかは、ビザのタイプによります。
私もワーホリからパートナーワークビザを申請して待っている時にこれが出ました。
私の場合はこの期間は就業不可だったので、家で毎日暇していました。
ワークビザを申請時にはこのインテリムビザが発給されるのですが、レジデント申請時は出ないので、ビザが発給されるまで有効の何かしらのビザを保持している必要があります。
最近、ビザ取得に時間がかかっているようなので、計画的に申請しないとダメですね。
レジデントビザで提出したもの
*Residence Application Form (INZ1000)とPartnership Support Form(INZ1178)
自分が書く申請書とパートナーが書く申請書です。
私はペーパーで申請書を出したのですが(当時はペーパーしかなかった気がする)、印刷してみてビックリ!
すごい分厚くなってしまって、どんだけ書くのがあるんだ!?と思ったのですが、これは色んな種類のレジデントビザの申請書が同じものになっているからです。
個人情報はもちろん書いて、その後はパートナー枠の質問にスキップできるので、実際そんなに書くところは思ったより多くはなかったです。
ただ、自分とパートナーの兄弟について書く欄があるのですが、ニュージーランド人(特にマオリ)だと、異母異父兄弟も多いです。
その兄弟も含めて、名前、誕生日、住んでいる町を書く必要があります。
マオリ君も異母兄弟が5人ぐらいいるのですが、もうお父さんも亡くなっているので接点がない方もちらほら。
誕生日を聞きだすのに、facebookで見つけてメッセージしたりとちょっと面倒でした。
パートナーに書いてもらうINZ1178は、書くところ自体そんなに多くないので困ることはないですが、パートナーがあなたをサポートしますよ、ちゃんと私達お付き合いしてますよという意味の署名を証人の前でする必要があります。
主にJustice of the Peaceに頼むのが一般的でしょうか。
その方の前で署名して、その方の署名も申請書にしてもらいます。
うちのような田舎はJustice of the Peaceは週に1回の数時間しか開いていませんでした。
*身分証明と戸籍謄本の英訳
身分証明は私とマオリ君のパスポートを送付しました。
パートナーの身分証明に関しては、Justice of the Peaceでサインされたコピーの方が有り難いようなことが書かれてありましたが、またサインをもらいに行くのが面倒だったので原本をそのまま送りました。
戸籍謄本は日本から母にエアーメールで送ってもらい、以前もお世話になった
Kuaka Translations | Professional Japanese to English Translationに英訳しらもらいました。
ここは日本語専門にやってまして、基本メールでのやりとりですが、レスポンスも仕事も早いし、値段も他に比べて安いので、安心して使えます。
さすが、日本人のお客さんを相手にしているなって思います。
*二人のなりそめと将来の計画を書いた紙
これは1回目のワークビザを申請した時に書いたものに、ちょっと文章を足しただけです。
実際にすぐ日本の両親に会いに一緒に行く予定だったので、それも書きました。
そんな長く書いていません。1枚にも至ってないです。
*二人の交際(同棲)とその期間を証明するもの
これは上に貼ったパートナーワークビザと同じなので、詳しくはそちらを見て下さい。
電気代の明細書、住所を確認できる郵便物、銀行の共通口座、写真、共通の知り合いからのリファレンスレター等です。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
私が提出したものはこんなもんですかね。
ですが初めてニュージーランドのビザを申請する方や、その他該当する方は、健康診断と無犯罪証明書を提出する必要があります。
健康診断は最後にイミグレーションに提出してから3年以上経ってしまっている方は受ける必要があります(詳しくはこちら↓)
無犯罪証明書に関しては、最後に提出した物が2年以内のものなら出さなくても大丈夫です。
あとは、ここ10年で1年以上過ごした国からも取得する必要があります。
これはパートナーも取得する必要があります。
今まで、ワーホリ等でどこかで1年以上過ごした方は注意です。
ちなみにニュージーランド国内での無犯罪証明書は移民局が勝手に調べてくれるので、特にこちらでする手続きはありません。
日本の無犯罪証明書の取得の手続きはこちらからどうぞ↓
こういった書類にカバーレターをつけて提出しました。
あとは首を長くして連絡を待つのみです。
私は幸いなことに3ヶ月で取得できましたが(関連記事↓)
こればかりはどれぐらいかかるかわからないですもんね。
これから申請される方の参考になれば幸いです!