ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

ニュージーランドの永住権(パートナーレジデントビザ)の申請の提出書類

最近、数人このブログを見つけて下さり、そこからtwitterでご連絡下さることがあるのです。

よくあるのが、パートナーワークビザ、そしてパートナー枠のレジデントビザの申請についてです。

何にせよ、ブログを見つけて頂いて嬉しいです。

 

以前、パートナーワークビザの申請書類についてはこちら↓で書きましたが

 

manyjet.hatenablog.com

 レジデントビザについては、まとめてなかったので、この機会にまとめてみました。

レジデントビザの中でも私はパートナーにサポートされる枠のpartner of a New Zealander Resident Visaを取得しました。

これは他の枠のレジデントビザに比べたら取得はそんなに難しくないと思います。

英語の能力テストも必要ないですし、ただパートナーとの関係がちゃんと証明できれば取得できます。

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パートナーワークビザとパートナーレジデントビザの違い

*滞在の長さ

ワークビザの場合は最長で2年に対して、レジデントビザは出国しない限りは永久的にいれます。

ビザが取得できて2年間は出入国は何回もできますが、それ以降はpermanent resident visaを取得する必要があります。

 

*交際の期間

レジデントビザは同棲を始めて1年たたないと申請できないのに対して、ワークビザだと1年未満でも申請できます。

ただ、1年未満の場合はワークビザ1年しか出ません。

もし、私のようにワーホリ中にパートナーに出会った!って方は大体はワークビザ申請することになります。

 

*社会保障の受けやすさ

ワークビザでも2年以上出ていればGP(病院)に登録できますし、出産もほぼ無料でできます。

ですが、児童手当て等はレジデントを持っていないと、受給できないものもあります。

あとは学校に入学する場合、現地の人と同じ値段で行けるようになります。

 

*プロセスの時間と申請料金

ワークビザに比べて、レジデントビザは承認されるにも、申請代金も倍違います。

2021年2月現在ワークビザの申請代金は635ドルに対してレジデントビザの申請代金は1480ドルです。

各ビザのプロセス時間はこちらで確認できます↓

How long it takes to process a visa application | Immigration New Zealand

 

*インテリムビザの発給

インテリムビザとは今保持しているビザが、次のビザを申請して待っている期間中に万が一切れてしまった時に、お待たせビサという感じで特別に滞在許可が出ます。

就業できるかは、ビザのタイプによります。

私もワーホリからパートナーワークビザを申請して待っている時にこれが出ました。

私の場合はこの期間は就業不可だったので、家で毎日暇していました。

 

ワークビザを申請時にはこのインテリムビザが発給されるのですが、レジデント申請時は出ないので、ビザが発給されるまで有効の何かしらのビザを保持している必要があります。

最近、ビザ取得に時間がかかっているようなので、計画的に申請しないとダメですね。

 

 

レジデントビザで提出したもの

*Residence Application Form (INZ1000)とPartnership Support Form(INZ1178)

自分が書く申請書とパートナーが書く申請書です。

私はペーパーで申請書を出したのですが(当時はペーパーしかなかった気がする)、印刷してみてビックリ!

すごい分厚くなってしまって、どんだけ書くのがあるんだ!?と思ったのですが、これは色んな種類のレジデントビザの申請書が同じものになっているからです。

個人情報はもちろん書いて、その後はパートナー枠の質問にスキップできるので、実際そんなに書くところは思ったより多くはなかったです。

 

ただ、自分とパートナーの兄弟について書く欄があるのですが、ニュージーランド人(特にマオリ)だと、異母異父兄弟も多いです。

その兄弟も含めて、名前、誕生日、住んでいる町を書く必要があります。

マオリ君も異母兄弟が5人ぐらいいるのですが、もうお父さんも亡くなっているので接点がない方もちらほら。

誕生日を聞きだすのに、facebookで見つけてメッセージしたりとちょっと面倒でした。

 

パートナーに書いてもらうINZ1178は、書くところ自体そんなに多くないので困ることはないですが、パートナーがあなたをサポートしますよ、ちゃんと私達お付き合いしてますよという意味の署名を証人の前でする必要があります。

主にJustice of the Peaceに頼むのが一般的でしょうか。

その方の前で署名して、その方の署名も申請書にしてもらいます。

うちのような田舎はJustice of the Peaceは週に1回の数時間しか開いていませんでした。

 

*身分証明と戸籍謄本の英訳

身分証明は私とマオリ君のパスポートを送付しました。

パートナーの身分証明に関しては、Justice of the Peaceでサインされたコピーの方が有り難いようなことが書かれてありましたが、またサインをもらいに行くのが面倒だったので原本をそのまま送りました。

 

戸籍謄本は日本から母にエアーメールで送ってもらい、以前もお世話になった

Kuaka Translations | Professional Japanese to English Translationに英訳しらもらいました。

ここは日本語専門にやってまして、基本メールでのやりとりですが、レスポンスも仕事も早いし、値段も他に比べて安いので、安心して使えます。

さすが、日本人のお客さんを相手にしているなって思います。

 

*二人のなりそめと将来の計画を書いた紙

これは1回目のワークビザを申請した時に書いたものに、ちょっと文章を足しただけです。

実際にすぐ日本の両親に会いに一緒に行く予定だったので、それも書きました。

そんな長く書いていません。1枚にも至ってないです。

 

*二人の交際(同棲)とその期間を証明するもの

これは上に貼ったパートナーワークビザと同じなので、詳しくはそちらを見て下さい。

電気代の明細書、住所を確認できる郵便物、銀行の共通口座、写真、共通の知り合いからのリファレンスレター等です。

 

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私が提出したものはこんなもんですかね。

ですが初めてニュージーランドのビザを申請する方や、その他該当する方は、健康診断と無犯罪証明書を提出する必要があります。

健康診断は最後にイミグレーションに提出してから3年以上経ってしまっている方は受ける必要があります(詳しくはこちら↓)

 

manyjet.hatenablog.com

 無犯罪証明書に関しては、最後に提出した物が2年以内のものなら出さなくても大丈夫です。

あとは、ここ10年で1年以上過ごした国からも取得する必要があります。

これはパートナーも取得する必要があります。

今まで、ワーホリ等でどこかで1年以上過ごした方は注意です。

ちなみにニュージーランド国内での無犯罪証明書は移民局が勝手に調べてくれるので、特にこちらでする手続きはありません。

日本の無犯罪証明書の取得の手続きはこちらからどうぞ↓

 

manyjet.hatenablog.com

 

こういった書類にカバーレターをつけて提出しました。

あとは首を長くして連絡を待つのみです。

私は幸いなことに3ヶ月で取得できましたが(関連記事↓)

 

manyjet.hatenablog.com

 

こればかりはどれぐらいかかるかわからないですもんね。

 

これから申請される方の参考になれば幸いです!