ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

子供の発達遅滞に気づいた時の心境

以前は数ヶ月ごとにちびマオリの発達を記録して記事にしていましたが、最近はもうブログ記事すら何も書いてなかった状況です。

ただ、ちびマオリの発達は自分のノートに手書きで2歳ぐらいから書くことを始めました。

新しくできたこと、新しい発語をメモしています。

 

それを始めることにした理由は、今、ちびマオリの発達に悩んでいるからです。

まだ未診断ですが、恐らく軽度~中度の知的障害か自閉症か、もしくはどちらもあるのではないかなと素人ながら考えています。

メモをとることで一ヶ月に増えた語彙の数の成長等を見て喜んでいます。

 

最初に発達のゆっくりさに気づいた時

首の座りが6ヶ月と遅かったのはありますが、その後はどんどん運動発達は成長して1歳1ヶ月で歩き出したので、その頃はまだ特に心配はしていませんでした。

ただ、1歳6ヶ月の時に日本の1歳半検診の項目を確認した時に、ビックリしたのです。

え、普通ってこんなにできるの・・・?



その頃、ちびマオリは積み木も積めませんでしたし(と言うより、興味をしめさない)、指差しもしないしって感じでした。

ただ、発語は0ではなかったし、1歳半検診で引っかかる子は多いようなので、まぁまだ個人差の域かなと自分を納得させました。

 

 

障害を疑い始めた時

ここニュージーランドではすごい田舎に住んでいるので、普段ちびマオリは他の子供と関わる場所がありませんでした。

なので私も同じ月齢の子がどれぐらい発達しているのかをあまり意識してこなかったのだと思います。

 

日本に一時帰国した際に、周りの子達とちびマオリの発達の差に気づき青ざめました。

私の実家は住宅地にあり、家の周りに公園も多くあり、毎日行っていました。

そして買い物やお出かけ行くことも多かったですし、同じぐらいの子供を目にする機会も凄く増えました。

公園で子供を遊ばせてると、そこで他のママさんとも話す機会が多くなります。

まずは、何歳ですか?が最初のコミュニケーションでしょう。

皆、ちびマオリより月齢は低いのに、すごく子供らしいのです。

お話しはできないけど、指差しや目線でお母さんに、あーっ、あーっとコミュニケーションをとったり。

たんぽぽを見つけたら、指さしてお母さんに教えてあげたりとか主張を感じました。

 

一方ちびマオリは公園に行ったら、ただただ走り回って、たまに遊具で遊ぶ。

その際は私や他の子供の事など目もくれずって感じでした。

何か野生感たっぷりなんです。

あ、やはりちびマオリって何か違うと改めて思い知らされました。

 

あとは一番、グサっときたのは、35年間、保育士をしていた実母からもちびマオリの発達のゆっくりさを指摘されたことです。

一応、以前から発達がゆっくりめだということは話してあったのですが、一時帰国して初めの頃は、いや、そんなことないよー男の子はゆっくりめだよと言ってくれてたのですが、それから数週間一緒にいるうちに、やはり何かやはり違うと思いだしたようです。

 

男の子は3歳頃まで話さない子はいるよ、でもそういう子達って話さないだけで理解力はあるもの。

ちびマオリは、あまり私達が言ってることわかってないもの。

と言われました。

 

肉親だからこうはっきり言えるのですが、やはり他人から指摘されると、ショックでしたね。

いつもと変わらない、ちびマオリのはずなのに、ちびマオリは障害者なんだ。。。と何か違う風に見えてしまいました。

それから数日、私の頭の中は一日中そのことばっかりで、時間があればずっとスマホ発達障害について調べていました。

ちびマオリが声をあげたり、戸棚の開け締めを繰り返したりしてると、あ、また何か変なことしてる。。。と思ってしまったり。

全然、受容できるような気持ちにはすぐにはならなかったです。

 

 

今の心境

それから今は3ヶ月ほど経ちましたが、今はそれなりに私の気持ちも安定しました。

これが、ちびマオリのペースなんだよな、これがちびマオリなんだよなと彼の特性を認めることができてきたと思います。

 

ニュージーランドに帰ってきて、周りと比べるってことが少なくなったのも理由の一つです。

あとは、私自身、発達障害についての本を読んだり、youtubeを見て少し知識と情報が増えてきたことも少し安心に繋がりました。

やはり無知なものはより怖いですもんね。

 

ニュージーランドに帰国してからは、ちびマオリを保育園にいれたり、病院に相談したり、家で言葉を教えたりして、少しずつちびマオリの成長を実感しています。

 

ST等の療育も始めたいのですが、今は順番待ちでなかなか順番が来ないのが現状です。

また療育が始まったら、その際に記事にしたいと思います。