ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

分娩方法。自然分娩か無痛分娩か。

先週、ミッドワイフ(助産師さん)さんとの検診があり、その前の週に受けた中期胎児ドックの結果を聞きました(関連記事↓)

 

manyjet.hatenablog.com

 結果、全て異常なしとのことで安心しました。

 

さて、今回は軽く分娩方法について話す機会がありました。

正直、陣痛と分娩の痛みが怖くて、妊娠がわかった当初から無痛分娩を希望していたのですが、そしてそれをミッドワイフさんにも伝えていたのですが、彼女はどちらかと言うと自然分娩推奨派。

もちろん、妊娠後期になっても私がまだ分娩が怖いようだったら、無痛分娩にしましょうという話で、まだ時間があるので今決めなくてもいいですよーと今までその話は終わっていました。

彼女いわく、多くの女性が初めは分娩は怖いけど、時間がたつにつれて覚悟、自信が出てくるとのこと。

確かに、今妊娠中期(22週目)で以前より、覚悟が決まって来たと言うか、まぁ多くの女性が経験している痛みだもんな、私も普通分娩にしようかなと考えるようになりました。

 

ニュージーランドの分娩方法

日本では自然分娩が一般的ですよね。

厚生労働省のデータを見てみると無痛分娩の割合は2016年に6.1%(最近のデータが見つからなかった)。

最近はもうちょっと増えているかもしれませんが、それでもやはり少数派なんですね。

 

さて、ニュージーランドは海外だから無痛分娩が主流だと思われるでしょう?

でも、違うのです。

ニュージーランドでも日本程ではないですが、無痛分娩はまだ少数派なのです。

2017年の調査によると無痛分娩は26%となっています。

でも、これはニュージーランド全体の割合で、オークランドだけに絞って言うと60%を超えるとか。

 

オークランドのような、ダイバーシティーがある場所だと無痛分娩が一般的な欧米諸国から来た人も多いでしょうし、無痛分娩を行っている病院が多いということが理由でしょうか。

そして、マオリアイランダーが多い地域だと、自然分娩が多くなるようです。

マオリって子沢山の方多いですもんね。

あまり出産に対しての恐怖がないのかもしれません。

 

 

ニュージーランドの田舎の場合

私が何で自然分娩でもいいかなと考え始めたのは、ミッドワイフさんに自然分娩の方が赤ちゃんと母体に負担が少ないと説得されているというのもありますが、一番は病院までのアクセスです。

 

私が住んでいるようなニュージーランドの田舎では大きい総合病院が少ないのです。

でも幸運なことにうちから近い病院は10km先にあるのですが、そこでは無痛分娩や帝王切開をしていません。

無痛分娩をするとなると50km先の病院まで行かないといけません。

しかも子宮口があまり開いてないと帰されるようで、もし、その遠い病院で出産を希望するとなると、近くに待機のホテルをとるようにミッドワイフさんに言われました。

とは言っても、陣痛なんて実際にいつ来るかわからないし、自宅から向かうにしても向かう途中で出てきてしまわないか心配だし。

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ちなみに私が住んでいるファーノース地方で無痛分娩を行っているのはWhangarei hospitalだけになります。

ですが、この病院はどちらかと言うと救急病院に近い感じで、早産だったり、予定日を大幅に超えても陣痛が来なかったり、今までの検診で問題があったり、あとは分娩中に問題がある方が行くような感じなので、特に問題がない私が初めからかかるのは結構稀な感じになるようです。

もちろん、地元の方はこちらで出産されるでしょうけどね。

 

こういうわけで、無痛分娩ができる場所って田舎に行くとあまりなかったりするのです。

オークランドに住んでいたら、すんなり無痛分娩させてくれてたでしょうね。

 

あとは、無痛分娩の方が自然分娩より時間がかかるようで、赤ちゃんも生まれてくるまで痛い思いをするって聞いたので、だったら自然分娩にしようかなーと考えているところです。

 

でも、まだあと4ヶ月あるのでゆっくり考えたいと思います。