ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

【海外出産】ニュージーランドでの出産レポート 入院編

前回の更新からだいぶ時間がたってしまいました。

新生児の育児って思ったよりもだいぶ大変で、仕事を辞めてから出産までの間は本当に暇で早く生んで育児したいなーとか思った自分が馬鹿みたいです。

そんな暇つぶしのようなもんでもない!

今は、出産前の自分の為に存分に使えた時間が恋しいです。

 

さて、前回の続きを今更ながら書きます。

 

 

manyjet.hatenablog.com

 

出産当日

私はどうやら術後2,3時間は寝ていたらしいです。

その間、マオリ君が看護師さんに言われて半裸になってちびマオリとカンガルーケアをしていたようです。

これって、パパもするんですね!

見たかったなー

そうして初めてのオムツ替えも、看護師さんに教わりながらマオリ君がしてくれたようです。

かばんに詰めてあった、ちびマオリの洋服もちゃんと着させられています。

 

私は少したってカンガルーケアさせてもらいました。

そして看護師さんに言われて母乳を吸わせてみます。

あ、ホントに吸い付いた!

多分ほとんど母乳なんて出ていないと思うのですが、一生懸命に吸い付いているところを見ると可愛らしかったです。

 

私の容態はというと、鼻には酸素の管がされ、腕からは痛み止めの点滴で管だらけでした。

痛み止めの点滴は、ボタンが用意されていて、痛みを感じ始めたら自分で押して調整できるものでした。

このおかげで傷の痛みは寝てる分にはほとんど感じませんでした。

しかし、どうやらこの薬が体に合わないようで目眩と吐き気が生じて、数回吐いてしまいました。

悪露も多く出ているようで、数時間に一回、看護師さんがパッドを変えてくれます。

ちなみに、ニュージーランドには産褥ショーツみたいなものがなく、お尻の下にペット用のトイレシーツみたいなものがひかれ、股の間にパッドを挟まれているだけでした。

 

足には着圧ソックスが履かせられ、その靴下の中にはマッサージ器のようなものが入っていてずっと動いています。

浮腫み止めと、動けないので血流を悪くさせない為でしょうか。

 

その後、夜9時ぐらいにその日早起きしたマオリ君は帰ってしまったので、私とちびマオリ二人っきり。

動くと傷が痛むので、隣にいるちびマオリを見ているだけで何もできません。

この日は同じ日に出産した方たちと同室だったので、看護師さんが頻繁にきて私の産褥パッドを変えたり、痛み止めの飲み薬をくれたり、ちびマオリにミルクをあげたり、おむつを変えたりしてくれました。

出産前日から寝ていなかったので、寝不足のはずなんですが、ちゃんとちびマオリが息しているか気になったり、疲れているはずなのに何故かほとんど眠れませんでした。

 

 

入院食

産後、夕食が運ばれてきましたが、吐き気でまったく食欲がなく、ほとんど食べませんでした。

ご飯は置かせてもらったので、夜中、お腹が空いて、ちょっと果物を食べたぐらいです。

 

ここで、私が入院中に食べたものをいくつか紹介します。

朝になると、その日のご飯のオーダー表がきて、選択肢の中から自分が欲しい物と量を選べます。


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↑夕食。これはまだましな方。

中東料理のようで、シェフがそっち方面の出身なのか、選択肢に何回か中東料理がありました。
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↑朝食。

このスパゲティーニュージーランドでは有名な缶に入ったものなんです。

ニュージーランド人は好きな方多いみたいですが、私は苦手です。

歯ごたえがベチャベチャしていて美味しくないです。
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↑昼食。クロワッサンのサンドイッチは美味しかったですがパンばっかり出てきました。

もちろん、こんな食べれないのでマオリ君にあげました。

 

正直、どれもあまり美味しくなかったです。

日本の産院で出される豪華料理が羨ましいです。

ですが、まぁ無料で入院しているので文句は言えません。

というより、妊娠中あんなにあった食欲が産後はほとんどなくなり、どんな食事でも出されればいいやという感じで食べていました。

 

出産翌日から退院まで

帝王切開の手術直前に導尿の管がいれられていたのですが、その管も出産翌日にはとられ、シャワーに行くように言われました。

起き上がるのも精一杯。

看護師さんに支えられ、どうにかおきて、ゆっくり歩いて部屋にあるシャワー室に。

シャワー室には椅子があるのでどうにかシャワーを済ませられました。

その後、マオリ君とマオリ母が面会にきてくれ、マオリ君はそのまま病室に一緒に泊まることになりました。

というのも、出産した日は金曜日で看護師さんがちびマオリの面倒を見てくれたのですが、この時に言われたのです。

週末は忙しくなるから、明日はパートナーに泊まってもらって、二人で赤ちゃんの世話をしてもらいたいと。

ここ、大病院で救急病院なので忙しいところなのです。

なので、特に問題がない産後の私達にはあまり手を焼いていられないっていうのが入院中ずっと感じましたね。

結局、ドクターの回診で帝王切開だと通常4日で退院するとのことなので、4日で退院してきました。

ファンガレイ病院から近くの小規模な病院に転院できるとのことだったのですが、ちびマオリの洋服もなくなってきたので、そのまま家に帰ることにしました。

 

でもやはり家に帰ると、何かしら動かなくてはいけないので、転院した方がよかったかなーと後から思いました。

 

こんな感じで自宅での育児が始まりました。

ニュージーランドでの出産は、大きい病院だったので、医療面でとても安心できたこと。

ですがその後のケアは最低限な感じでした。

まぁ無料ですので、あまり多くは求めちゃいけませんね。

 

では、また時間がある時に更新します!