スローファッションを目指す。服を買わなくした。
ニュージーランドに来て変わったことの一つ。
洋服をあまり買わなくなりました。
それと、世界的にエシカル、環境保護が最近議題になっているので、意識的に必要のないものは買わないように心がけています。
スローファッションとは??なぜ必要?
スローファッションとは、ファストファッションの反義語で、良質な物を長く大切に使うことです。
以前、こちらの記事に書いたように↓私は普段からあまり物を増やさない生活を心がけているので、このスローファッションというアイディアがもっと日本にも広く広まってくれたらいいなと思いました。
私が、スローファッションを意識した理由は一番に環境保護です。
ニュージーランドの田舎に住んで、自然がより近い生活をすることになったことで以前より意識がいくようになったのだと思います。
日本にいた時はファッション雑誌やショッピングモール等で可愛いものを見ることが多いので、どうしても購買意識が高くなってしまっていました。
そして、そのファッションも毎シーズン変わるので、洋服が増える一方。
そのシーズンで売れなかった洋服はやはり多くが破棄されるのでしょうね。
アパレル産業は環境汚染の要因第2位の産業です。
2000年から2014年の間で洋服の生産量は倍増し、2000年以前に比べ一人あたりの平均購入量は増加し保持期間は減少しています。
大量生産によって水の汚染、温室ガスの排出が深刻化されます。
参考:
ファストファッションが環境汚染を加速。ミレニアル世代は脱プラスチックブランドを支持 | Business Insider Japan
この流れはやはり変えていかないといけないですよね。
わたしたちができること
・毎シーズンの買い物はしない
私が最後に洋服を買ったのは日本に一時帰国した2月です。
その前は14ヶ月前にレギンス1着買ったのみ。
ニュージーランドでは、皆そんなに他人のファッションに興味がないようで、日本のように流行り廃りがあまりないです。
なので、そんな頻繁に買い物をする必要がなくなりました。
・飽きのこない長く使えそうなデザインの物を選ぶ
日本に帰った時に洋服棚を整理したら、いっぱい出てきました、過去に買ったへんてこな服。
いつかの春に流行ったパステルカラーのフリフリの洋服や小花柄でやけにガーリーなものだったり、もう着ないだろうなというもの。
今は、なるべく無難なデザインのものを買うようになりました。
・不要な物は捨てずに古着屋さんに出すか寄付する
うちの母は買い物が大好きで、家の中も物がいっぱいあるのですが、最近は物の整理を始めたようで不要な物はbookoff等のセカンドハンズのお店に出しています。
自分にとって不要なものでも他人にとっては必要な物かもしれませんしね。
ニュージーランドの場合は以前にこの記事で紹介したことがあるのですが↓
街にですねSPCA等、チャリティーショップがあることが多いです。
そこに洋服等を寄付して、そこで売られたお金は動物やその他支援が必要な人の為の資金になります。
ここで働いている人もボランティアです。
自分の不要な物が誰かの助けになるって素晴らしいですね。
物が豊富な日本だと中古品をあまり好まない人も多いかもしれませんが、お店が少ないニュージーランドだと、そこら辺のお店では買えないような物が見つかるので、行く人も多いです。
ちなみにうちのマオリ母は月桂冠のおちょこを見つけて可愛らしいと思ったらしく買ってきました。
これからワーホリから日本に帰国する方で不要な物があれば捨てるのではなく、是非寄付してみて下さい。
日本では今はメルカリだったり、そういうフリマサイトに出品するのもいいかもしれませんね。
あとは、売るだけでなくて、そういった所から買うこともいいと思います。
各国のロックダウンで環境が良くなったというニュースがちらほら。
またここ最近経済活動が始まったので、また酷く悪化させないようにこれからは地球に優しい暮らし方を心がけたいと思います。