日本からペットショップをなくしたい
日本に住んでないくせに何だよと思われるかもしれませんが、日本とニュージーランドではペット事情も異なります。
ニュージーランドでは多くの家庭(70%ぐらい)でペットを飼っていて、日本に比べて動物愛護も強いです。
今回は日本でもニュージーランドのペットの事情を見習ってほしいなと思い、紹介します。
ニュージーランドには犬、猫を売っているペットショップがほぼない
全くないといいますと、そこは確認できないのですが、私は一回も見たことがありません。
ペットショップはあるのですが、主に魚類を多く販売しています。
では、どこで皆主に犬、猫を手に入れているのかと言うと…
- 愛護団体
ニュージーランドではSPCAという愛護団体があり、そこで迷子や何かしらから保護された犬、猫を預かって里親を探しています。
里親になる際は、その犬、猫にかかったワクチン代等の医療費は支払います。
では、どうやってこの団体が成り立っているかというと全部寄付です。
働いている方もボランティアです。
あとは、SPCAはセカントハンドショップも運営していて、多くの町にこのお店はあると思います。
不要になった物を寄付すると、そこで安く販売され、そこからお金を得て、それがこの団体の資金になります。
なので、ワーホリから帰国する方で不要になった物があれば寄付するのも良いかもしれません。
- 個人やりとり
ニュージーランドではFacebookが何かと役に立ち、住んでいる地域のコミュニティーグループがあります。
そこで、家庭で産まれた犬、猫がいると飼い主を募集します。
そして、やっぱこちらの方は動物好きな方が多いせいか、大体すぐに飼い主決まります。
- ブリーダー
日本の繁殖屋について
↑こちらはうちの実家の愛犬。
今までに2匹犬を買いましたが、一匹は知り合いから譲り受けた犬。
もう一匹のこの子はペットショップから買った子です。
ですが、もうペットショップで買うことはないと思います。
ペットショップに並んでいる子達は可愛いですが、売り残った子はどうなるのでしょうか?
そしてペットショップに売る為に子供を産ませる繁殖屋の実態はひどいものです。
そこで産まれた障害や病気の子達はそのまま放置されるケースも。
↑こちらは私が毎日拝読させて頂いてる、動物愛護団体のブログです。
廃業になった繁殖屋で残された子達や病気の子達、多頭飼育で放置された子達を保護して治療して里親を探しています。
そして保護されるまで産まれてからケージから出たことがない子達。。。
繁殖屋…なんて商売だ!!
ボランティアでやってらっしゃる方々には本当に頭が下がります。
もしよかったら、こちらのブログもご覧下さい。
ニュージーランドはペットショップがない分、雑種の犬猫が多いです。
どんな犬種であろうと飼っていれば可愛いですよ。
まぁ日本のこの実態はそんなすぐには変わらないでしょうが、私のこの意見に同意してくれる方がいたら嬉しいです。