かゆい!サンドフライにご注意を!
2019/8/11 更新
私がニュージーランドで田舎暮らしを始めて困っていること…
サンドフライ!!!
サンドフライとは?
日本ではあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ニュージーランドやオーストラリアにはよくいる一見ゴマ粒みたいな小さな虫です。
日本で言うとブユに近いのでしょうか?
音も立てずにやってきて、小さいので肌にくっついても気づきません。
そしてチクっとされて気づいても、その頃には既に遅し…
これに刺されると地獄!
蚊とは違い、肌を一瞬のうちに噛み切って血を吸います。
なので、大体刺されたところにははっきりとポツっと跡が残ります。
刺された当日はかゆいですがまだ平気。
その翌日から腫れも大きくなりますし、かゆみがやってきます。
かゆみは蚊にさされの比じゃないです。
夜もかゆくて起きます。
このかゆみが大体一週間弱続きます。
腫れも人によっては大きくでます。
病院に行く人もいるようです。
そして、この刺された跡が数カ月消えない…
多分、寝てる時にかいてしまっているんだと思います。
せっかく、あまり傷跡もほくろもない肌だったのに、こっちに来てからは虫刺され跡がいっぱい…泣
基本、夕方に出没します。
そして雨の後や天候関係なく川や水辺には多くいます。
残念ながら、うちは小川の近くなので冬以外はしょっちゅう刺されています。
冬はあまり出てこないですね。
そして、不思議と現地の人はあまり刺されないです。
彼も彼のお母さんもあまり刺されず私ばっかりです。
これは、他のアジア人の友人も言っていたのですが、新しい血の匂いを嗅ぎ付けてか、私達ばっかり刺されます。
予防と刺されてしまったら?
オークランド等の都市に住んでいれば、あまりやつらに遭遇することはないのですが、旅行等で自然の近くに行くことはあると思います。
そういう時は…
- 肌を隠す
私は服の上からも刺されます。
ですが、露出しているよりはマシだと思います。
- 虫除けを使う
英語でinsect repellentと言います。
こっちで有名なのはBushmanというメーカーが出しているものですが、注意したいのがDEETが高い!
大体、日本で市販でよく売られているものは10%前後が多いと思うのですが、こっちでは80%というのも普通に薬局で売っています。
このメーカーのDEET20%のものを使ってみました。
肌がベッタリ、テカテカ!!
日中にどっか遊びに行く時には我慢して使えますが、普段使いには付け心地悪すぎる!!
そこで私は自然のティーツリーオイル配合のスプレーを使うようにしました。
スーパーで10ドルぐらい。
ハッカ系の独特な匂いがするので好き嫌いは別れますが私は大丈夫な香りです。
そして、サンドフライ、蚊がこの匂いを嫌うようです。
付け心地もサラサラです。
正直、効果はDEET有りの虫除けには劣り、つけていても刺されることもありますが、つけないよりはいいかな!と。
- 刺されたら患部を石鹸洗いする
私が一番、効果があると思うのはこれです。
チクっとやられて気がついたらすぐに患部を石鹸で洗い流しましょう。
これで翌日以降からのかゆみと腫れが弱まります。
時間がたってから洗っても効果無いです。
刺され跡をしぼり出し、毒を出すというのもよく聞きますが、私は上手くできません。
- 薬に頼る
ニュージーランドでよく売られている虫刺され用の薬を二つ紹介します。
Anthisan
スーパーでもよく売られている塗り薬の抗ヒスタミン剤です。
ウナと違い、つけて直後の爽快感はないですが、時間がたつとジワジワ効いてきます。
私はよく夜にかゆくて起きて、夜な夜なこれを塗ってまた寝ます。
Soov
こちらの薬も薬局でよく売られています。
上のAnthisanに比べて即効性はあります。
塗ると割と早くかゆみが落ち着きます。
Anthisanはクリーム状なのに比べ、こちらは透明なジェル状になります。
そのせいか、Anthisanに比べ、減りが早くコスパが悪い!!
あと、しばらくするとジェルの残りかすがポロポロと肌に残り、人に見られると恥ずかしい。
値段はAnthisanの方が若干安いです。
あとは、かゆみがひどかったら花粉症用の飲み薬を飲むのも手です。
- ひどかったら病院に行こう
虫刺されで病院!?と思われるかもしれませんが、人によっては腫れ痛みが酷く出ます。
実際に行かれた方の話はよく聞きます。
肌をかき壊して、炎症させてしまうよりは病院に行って薬をもらうのも手です。
こういう時のために海外旅行保険はちゃんと入っておきましょうね。
参考にどうぞ↓
自然がとても綺麗なニュージーランド。
どうかサンドフライには気をつけて旅行を楽しんで下さい。