日本もレジ袋有料化。すでにレジ袋配布違法なニュージーランドではどんな感じ?
7月から日本もお店でのレジ袋の有料化が始まりますね。
環境保護に厳しいニュージーランドではすでに昨年から70ミクロン以下のビニールのレジ袋のお店での配布が違法となっています。
ニュージーランド以外にも2020年1月の時点で74カ国がビニール袋製レジ袋の配布禁止をしていて、37カ国で有料化させています。
これを見ると、日本ちょっと遅れてますね!
何で、今ビニール袋の規制が必要なの?
もう、すでに皆さんご存知のように、海洋環境を守る為ですね。
海に流れ出たプラスチック製品を海洋動物が誤飲してしまい、お腹いっぱいだと思って餌を食べなくなり、結果餓死してしまいます。
あと、もう一つの理由が2017年末に中国がプラスチック資源ごみの輸入を禁止したことで、日本国内の処理数が増えたことです。
それまではほとんどのプラスチックが中国に資源ごみとして輸出されていたのですが、中国が受け入れをやめた為に東南アジア諸国に輸出されるようになったのです。
ですが、それでも輸出には色々制約があるようで、今プラスチックごみが行き場を失くしている状態です。
そしてほとんどのプラスチックゴミが国内で焼却されているよう(サーマルリサイクルとしてエネルギーになります)。
この中国の資源ごみの輸入禁止が、どこの国も自国のコミ問題について考えさせるようになった要因の一つではないでしょうか。
ゴミ問題を解決させる簡単な答えの一つがゴミを少なくすることですね。
ビニール製レジ袋配布違法のニュージーランドのお買い物で不便はある?
昨年、ニュージーランドでビニール製レジ袋が違法になる前は、近くの日本人妻と話をしてて、その方は結構あのごみ袋使うからないと困るんだよなーとおっしゃっていました。
でも、実際始まると、そんなに不便はないです。
この違法になるちょっと前には、大手スーパーで各スーパーのエコバックを無料で配布していました。
今は有料になっていますが、大手スーパーカウントダウンでは1ドルで壊れたら無料で交換してもらえるようになっています。
私が使っているのは別のスーパーのもので、マチも広く使いやすいですし、意外と破けないです。
マオリ母がいつもお買い物袋を持っていくのを忘れるようで、うちには結構このお買い物バックがたまっていて、釣りの際や色々な場面で使っています。
紙袋も数十セントで一番安く買えますが、すぐ破けますし、何回も使い回せないので、おすすめしません。
もう少しお金を出すとこういった、お洒落なお買い物バックも買えます。
会社の人はこれを普通にバックとしてお弁当等をいれて使っています。
ニュージーランドは車社会なので、普段から一つ予備にエコバックを置いてあります。
あとは、日本でコストコ行く方は知っていると思うのですが、外国のショッピングカートって下がアミアミになっていて、そのまま商品を乗せられるようになっています。
なので、お買い物バックに入りきれなかったものは、また会計後にこちらに乗せて車まで持っていってます。
必要かなと思ってたレジ袋も別になかったらなかったでそんな不便はありません。
確かに、ゴミ箱用に使うゴミ袋は買うようなるかもしれませんが、その分ゴミを少なくしようという気になります。
今、現在の日本のスーパー、コンビニの対応
7月に先駆けていくつかのスーパーやコンビニではすでに有料化が始まっているようです。
大体、3円から5円で販売されているようです。
安い!というか、ニュージーランドは十円以下の硬貨がないので、現金で払った場合は全て四捨五入で払います。
なので、ニュージーランド人はこの数円を気にする人はあまりいないかなーって思ってしまうのですが。
私が、いいな!と思ったものが、千葉市のイオンでは市指定のゴミ袋をお買い物袋として買えるようです。
これは、すごく実用的でいいですね!
私が住んでいるファーノース地方はゴミ袋65リットルのものしか売っていないので、ちょっと大きいですが。
ニュージーランドに比べ、人口がとても多い日本がやるからもっと環境に良い影響があると思います。
皆さん、これからはお買い物の袋の持参お忘れなく!