ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

訪日外国人が日本で歯医者にかかると

 ニュージーランドでは、2年以上のビザを持っているか、国民は医療費は割と安く受けられますが、歯医者はまた別の話です。

私が昔に住んでいたアメリカも歯医者は保険適応外で高かったです。

日本人にとっては、国民保険で歯も治せるって当たり前なのですが、海外からしたらうらやましいことなのかもしれません。

そんなニュージーランド人、白人はよくわかりませんが私が住んでいる地域はマオリが多く住んでいて、会社もマオリが多いです。

やはり治療費が高いせいか、歯が数本ない人が多いです。

日本だと歯がないとやはり目立ちますよね。

でも、ニュージーランドでは多く見られます。

 

マオリ君日本で歯医者に行く


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うちのマオリ君も例外ではなく、結構歯がガタガタです。

そして前歯の一つの真ん中辺りがかけていて、そのところが虫歯になったのか黒くなっていて結構目立ちました。

本人も結構気にしていたのですが、治療費がきっと10万円は超えるのではないかと思い治療をする予定はありませんでした。

 

そして、今回日本に一時帰国した時にうちの母が彼の歯どうしたの?と。

やはり日本人は歯が変だと気になりますよね。

チキン食べてた時に、骨があったみたいで、かんでかけちゃったみたいと答えると、

 

「えーお母さんと一緒じゃん!チキンじゃないけど、漬物になぜか石が入っていて、歯がかけちゃって、治らないものだと思って放置していたんだけど、数年前に別件で歯医者に行った時に先生に治しましょうと言われたから治したのよ。ほら、全然わからないでしょ?」

「彼もこっちで歯、治しちゃえば?」

 

という話の展開で、いつも私達がかかっている歯医者で保険なしの治療だといくらか電話できいたところ、一万円ぐらいで予約はすぐに取れるそう。

1万円で長年気にしている歯が治るんだったら安いものかなと思い予約することに。

 

最初、彼は歯を抜かれるのかと思い不安そうにしていましたが、違うよーけずって詰め物するんだよと言ったら安心したようです。

 

ですが、結構大きくかけていたので詰め物ですむか歯医者に行くまではちょっと私も不安でした。

 

 

 

治療当日

出かける前に歯を磨き、歯医者に向かいます。

問診票を私が書き、処置室に案内されます。

私も一緒に入っていって、治したい場所の説明をし、私も先生から説明を受けます。

とりあえず、レントゲンを撮りましょうとのことで、私もレントゲン室の近くまで移動し、先生に言われたことを、英語で彼に伝えます。

 

レントゲンをとると、どうやら詰め物で治療できる範囲のようでお願いすることに。

治療中ずっと目を開けているマオリ君。

麻酔をされた時だけ、ちょっと顔がピクっと動いで、あ、少し痛かったんだろうなと可笑しかったです。

 

20分もかからず治療が終わり、椅子も起こされ、彼に終わったよと伝えると「え、もう?」とあまりの先生の手際の良さに彼も驚いたようです。

麻酔もそんな痛かったわけではなく、治療もまったく痛くなかったようで、日本の歯医者はすごいねーと改めて驚いていました。

昔にニュージーランドで行った、インド人の先生は痛かったようです。

この日本人の先生は指も細かったし、歯医者向きだねとか話していました。

 

処置室を出るとすぐに飾ってある鏡で歯を確認してすごいねーって嬉しそうにしていました。

麻酔も数時間で切れ、夕飯も普通に食べられました。

 

お会計は1万1千円でした。

 

その後、マオリ母に歯を見せたセルフィーの写メを送り、マオリ母も喜んでいたようです。

 

そして、一時帰国から帰ってきてマオリ母も彼の親戚も彼の歯を確認してすごいねーと喜んでくれました。

 

楽しかった思い出ももちろん大切だけど、歯って一生ものですもん。

治せてよかったです。