好きなものに囲まれると暮らしが丁寧になる
先月、マオリ君と一緒に日本に一時帰国した際に、カーテンを新調しました。
ニトリで買ったそんなに高いものではないのですが、人生で初めてカーテン選びをしたので、いざ部屋にとりつけてみると思った以上に気に入ってしまいました。
実は私、大学時代に留学で一人暮らしを経験したことはあったのですが、それ以外は30年ほど実家ぐらし。
あまりインテリアにこだわりがなかった私。
実家ではどのカーテンも母が選んだもの。
留学先では寮に住んでいたのですが、シャッターがあってカーテンは使っていませんでした。
そして今はマオリ君と付き合ってすぐに彼の家に入ることになり、もちろん家具からインテリアまで全部既に用意されてありました。
で、私の部屋で使っているカーテンなのですが、ただのベージュの無地で地味なもの。
いつから使っているのかわかりませんが、汚れとカビが酷く、私も愛着がなかったもので、年末に適当に洗濯機で洗うだけ。
まぁそんな一回で汚れはとれないのですが、不衛生でなければいいやと思っていたので、それでよかったのです。
ですが、日差しの強いニュージーランド。
このカーテン遮光がほぼついていないようで、休日ゆっくり寝ていたいところ、眩しくて朝、早くに起きてしまうのです。
近くのお店で遮光つきカーテンを見てみましたが、真っ黒とかそんなんでデザイン性がないカーテンしか売っていなく、ずっと日本に帰った時に買おうと思っていました。
そして、日本に帰ってニトリに行って見てみると、色んな種類、遮光レベル、デザインがあります。
さすが日本。
人生初のカーテン選びは結構難しいもので、私の好きな青系だと何か寒々しい部屋の雰囲気になってしまうし、逆に華やかなものだと、リビングにはいいけど、ちょっと寝室らしくなかったり。
そして気に入った、あまり派手なデザインではないベイビーピンクなものはサイズがなかったり。
そして、結局選んだのがラベンダー色のこちらのカーテン↓
実際、ニュージーランドに帰ってつけてみると、思った以上にいい。
まぁ無難なデザインのカーテンなんですがね、皿から家具から何一つ私が選んだものがないこの家で唯一私が選んだものだから、愛着がわいたのです。
少しシャイニーで、年末に掃除した白い壁が一気にくすんで見えました。
そして、今まで部屋に留め具がついていなかったので、カーテンタッセルもつけずに、カーテンを開けたらぶらんとそのまんまだったのですが、カーテンと一緒に留め具も買ったので、それをドライバーでとりつけて、ちゃんとカーテンを開けたらタッセルで結ぶようになりました。
そして何より困っていた朝の眩しさ。
完璧に真っ暗ではないですが、朝寝坊できるぐらいの明るさまで遮光できています。
今まで、朝起きて面倒で半分の窓分しかカーテンを開けなかったりしていたのですが、今は全部新しいカーテンをつけたところは朝起きたら開けてタッセルで結んで。
カーテンが汚れないように、湿度が高い日は窓の結露を拭いて。
子猫がカーテンで遊んでいるのを見つけたら叱って。
ほんの少しカーテンの扱いが丁寧になりました。
ずぼらな私ですが、もっとお気に入りの家具や物に囲まれて暮らしたら色々ともっと丁寧な暮らしができるかもなとちょっと思ったのです。
そんな私、将来の夢は庭付きの家(ニュージーランドでは普通)を買って、マオリ君と将来の子供とのほほんと暮らすことです(マオリ母はいいや)。
それまで、お仕事、貯金頑張ります。