ニュージーランドで子宮頸がん検診(smear test)を受けてきた
日本にいた頃は会社の健康診断で30歳以降は毎年子宮頸がん検診を受けていたのですが、ニュージーランドに来てからは全くしていませんでした。
私は子宮頸がんワクチンを受けているので、そこまで凄く心配をしていたわけではないのですが、ワクチンを受けていても完全に予防できるものではないので、受けないとなと思っていたのです。
まずGPに初めて登録したのが妊娠が発覚した際で、産後半年後ぐらいからの検診の方がよいそうで、産後1年たって、ちびマオリの予防接種のついでにやってきました。
ニュージーランドの子宮頸がん検診のプログラムと費用
ニュージーランドでは基本、GPというかかりつけ医、もしくはfamily planningで子宮頸がん検診を受けれます。
ちなみに子宮頸がん検診は英語ではcervical screeningもしくはsmear testと言います。
費用はGPによって違うのですが、マオリの人が多い地域ですと無料のことが多いです。
私も今回無料で受けてきました。
基本3年に一回受ければ良いのですが、最初だけ翌年も受けることになっています。
そして一回受けると、National Cervical Screening Programに自動的に登録され、検診の時期が近づくと連絡が来るようです。
検診当日
事前に電話でGPに予約をしていきます。
女性の看護師さんが担当してくれました。
部屋に呼ばれてカーテンの中で下の衣服と下着を脱いで、預かった白い布で下を隠してベッドに横たわるように言われます。
日本のような産婦人科にある特別な椅子ではなく普通のベッドです。
そのベッドの上で両膝を曲げてそれを蛙みたいに両横に倒すように言われます。
この体勢の方が日本のあの椅子より変な不安感や力が入らないので良かったです。
それから看護師さんが使う器具を見せてくれ、どういった処置をするのか説明してくれ、始まりました。
まずクスコと呼ばれる器具にジェルをつけ膣に入れて、それで膣口を広げて、その中に細い棒で先にブラシがついたものを入れて検体をとるのですが、このクスコが大きい!
クスコって鳥のくちばしのような形なのですが、日本のだと大体金属で先がすっともう少しスッとしてるのですが、今回使用したクスコはプラスチック製の使い捨てのものです。
大きさも大きいですし、先がもっと丸っぽいので、入れた時の不快感は日本のよりだいぶありました。
出産時に散々ぐりぐりされたし、検診ぐらい全然平気だろうと思ってたのですが、思ったより不快感はありました。
痛いとまでは言わないのですが、グっと入った不快感は大きかったです。
でも、もちろんこういうのって個人差が大きいので私の感想です。
そしてブラシで検体を取るときもこすられた感じがして少し痛かったです。
これは多分、看護師さんの技量によると思います。
こんな感じでそんな時間はかかることなく終わりました。
検査結果
看護師さんに大体結果は1週間ぐらいできて、携帯に連絡が来るはずと言われましたが、もらった冊子には結果が出るには2週間かかる。
結果に問題があった場合に連絡が来ると書いてありました。
一週間待っても何もGPからは連絡が来なかったので2週間たったところでGPに電話して結果を聞きました。
電話を取った、受付の方からは結果を伝えられないとのことで折り返し看護師さんから連絡が来て、何も問題なかったよとのことで安心しました。
ちょっと思ったより不快だったので、また来年も受けるのかと思うと気が重いのですが、やはりこういう検診って大事ですので、皆さんも是非受けましょう!