ニュージーランドの労働環境
私はまだ永住権を持っていないので、正社員にはなれません。
今、住んでいる場所が農作物が盛んな場所なので、期間限定の農作物の仕事をいくつか経験しました。
そこで感じたのが、もちろん言葉の壁はあるにしても、ニュージーランドはなかなか働きやすいってことです。
残業はほぼなし
もちろん会社にもよるのかもしれませんが、私が働いたところの多くはそうでした。
日本で働いていた頃はシフト制だったのですが、定時になって上司に了承を得て帰宅していました。
残業しているスタッフがいると定時で帰ることが申し訳ない気持ちになったりしました。
今はパックハウスで働いていますが、定時になると機会が止まります。
その他の仕事場でも、定時になると皆帰宅準備を始めます。
むしろ上司も早く帰りたそう。
休みを取りやすい
日本にいる時は、自分が抜けると迷惑がかかると思い、熱があっても働いていました。
周りもそうだから、誰か風邪をひくと一気に流行ります。
今の会社では、インダクションの際に
"風邪をひいてたら来ないでねー周りにうつしちゃうから。
休む際は仕事開始1時間前までに連絡してね"
とのことでした。
開始1時間前でいいんだ!?
周りのスタッフも風邪以外に私用で結構お休みをもらっています。
バイトでも有給の代わりのホリデーペイがもらえる
ニュージーランドでは1年働いて、有給が発生します。
ですが、ワーホリ生だったり、期間限定で働いている方にはその恩恵が受けられません。
その代わりに、退職時に今まで働いた総額の8%のお金がもらえます。
ちょっとした退職金の気分!
悪徳な雇用者の元で働くと払ってもらえないこともあるようなので、働き始める前に確認した方が良いでしょう。
ホリデーペイの制度は法律で決まっているものなので、もらって下さい。
祝日は働かなくても給与が発生する
祝日は日本ほど多くないです。
祝日は基本、お仕事お休みです。
ニュージーランドでは時給で働いている方が多いので、祝日分給与が少なくなってしまうと困ってしまいますよね。
ですが、ニュージーランドでは祝日は働かなくても一日分の給与が発生します!
そして働いたら時給が1.5倍に!!
昨年、一回だけ祝日出勤したことがあるのですが、その週の給与は1000ドル超えて嬉しかったです。
しかも、振替休日がもらえます。
有給のように好きな時に使ってOK。
日本でもそこまでブラック企業で働いていたわけではないのですが、ニュージーランドで働くほうがストレスフリーに感じます。
こういった労働者の権利が守られているところはニュージーランドの好きなところの1つです。