美白は差別?美白製品販売中止は困る
最近ニュースを見ていてもツイッターを見ていても、よく考えさせられるのが人種差別のこと。
私も、この記事↓でニュージーランドにも美白商品がほしいと書いてしまって今更ながら自分の無知さを恥じています。
日本は他の東アジア人に対しての差別はあるにしても、黒人白人差別というのはあまりないと思っていたのですが、ツイッターであるハーフの女性が、初対面でハーフですか、どこの国のハーフですか等そういうルーツのことを聞くことも失礼という風におっしゃっていました。
うっかり、悪気なしに聞いてしまうこともあり得るので気をつけないとなと思っていたところ、先日入ったニュースが。
ジョンソンアンドジョンソン、美白商品の販売中止
もちろん、Black Lives Matterの流れでの決定でしょう。
ちなみに、バンドエイドも今の従来のベージュの色だけではなくてもっと色を展開していくとのこと。
バンドエイドは良いとして(もう、この際肌色はやめて、透明の色を販売すればいいじゃないかって若干思ったが)、この美白商品の販売中止は行き過ぎじゃない?と思ったのです。
「美白」という言葉がまずいなら、しみ対策だったり何か違う言葉を使えばいいのに。
私は美白商品が好きなので、この流れが他の会社にも広まってしまうと困るのです。
この美白商品は元々、アメリカには販売しておらず、アジアで販売されているようです。
多分、対象になるのはこれとかかな?
もう販売されなくなってしまうかもしれないので、欲しい方は今のうちに買っておきましょう。
顔の美白商品は結構多いけど、ボディクリームはそんな多くないので、ちょっと残念。
日本人の美白への追求
色白は七難を隠すという言葉がありますよね。
色白の女性は少し見た目等に欠点があっても美しく見えるという意味。
この七難として例えられているものは、顔立ち、性格、生活の乱れ、老い、運の悪さ、品、色気のなさ。
こういうものを色白の人、または白いものを身につける、使うことでカバーできるということ。
確かにウェデングドレスの女性は純真に見えますし、巫女さんの服は神々しく見えます。
しみ、くすみのない肌は若々しく見えますし、白星と言われるように白色は縁起色。
昔から、白色って日本人女性にとっては美しい特別な色なのです。
個人の美の追求
今は、美白が主流なのかもしれませんが、私が若い頃はガングロが流行っていたし、私も日焼けオイルとか塗ってよく海に行っていたもんです。
今も、日本人だけじゃなくても白人女性でも小麦色の方が健康的に見えるからという理由で日焼けしたり、スプレーで肌を黒めにする人はいます。
さて、美白商品はダメで日焼けオイル、タンスプレーはOK?
ジョンソンアンドジョンソンは日焼け用商品は売っていないのかもしれませんが。
そのうち、どこかの企業が日焼け止めを販売注意しますって言い出しそうな勢い。
別に日本人だって、美白化粧品を使ったからといって白人みたいな色になるとは思っていないし、そこを目指しているわけではないです。
しみやくすみを目立たなくする、抑制の為に使っている人が多いです。
美白を目指すのも個人の自由ですし、美黒を目指すのも個人の自由。
個人の美の追求と好みを企業が人種差別と絡めて、抑圧するのはちょっと異常。
まぁ、色々ごちゃごちゃ言ったけど、要は美白商品なくさないでってことです。
まぁ今度日本に帰る際はこのホワイトニング用のボディークリームかな。