ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

妊娠中のカンジダ膣炎とその治療

以前、こちらの記事で↓プライベートゾーンが痒いと言っていましたが、

 

manyjet.hatenablog.com

結局、カンジダだったようです。

妊娠すると免疫が落ちることで、今まで反応しなかった菌に反応してしまう為、カンジダになりやすいんですよね。

あと、糖尿病がある方もなりやすいのです。

私、ダブルパンチです。

 

今まで、痒みは若干和らいで、また痒くなってを繰り返して、しまいにはトイレで尿をする時にも圧迫感を感じたり、拭く時も若干ヒリヒリしていて、一向に治る感じがしなかったので、やっと担当の助産師さんに相談したのです。

 

日本だと、検診で妊娠初期は経膣エコーだったり内診があったり、おりもの検査があったりと婦人科関係を相談しやすいでしょうが、ニュージーランドでは最初から経腹エコーですし今まで内診もないですし、助産師さんに婦人科関係の話を相談していいのかわからず、今までしなかったのです。

 

検診の日に、ちょっと下の方が痒くて、もしかしたらカンジダになったかもしれませんと言うと、おりものは多い?と聞かれ、はいと答えると、じゃぁ軟膏を出しておくわねと、特に菌の検査や内診は無しで処方箋をもらいました。

それを薬局に持っていって、薬をもらいます。

こんな感じのもの(アプリケーターは6本入っています)。


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お値段は5ドル。

 

 

カンジダの治療法

6日間連続して膣内にクリーム状の薬を入れます。

そして元から多めに入っているようで、膣内以外の痒みがあるところ全体的にクリームをのばします。

日本だと、膣錠が多いようですね。

膣錠は使ったことないのですが、この軟膏タイプは細いアプリケーターがついているので、指でぐいっといれる膣錠よりは使いやすいかもしれないです。

 

アプリケーターの細さはタンポンよりも細いです。

そこに、軟膏のチューブを差し込んで軟膏をアプリケーターに注入していきます。


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それを、夜寝る前にベッドに寝っ転がって、膣内に入れて、タンポンのようにアプリケーターを押して注入していきます。

やはり最初は不快ですが、クリームが注入されるとアプリケーターも奥に入りやすくなるので、ゆっくりアプリケーターを押して、なるべく奥に注入します。


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膣内以外にも手でクリームをのばしていくので、下着が汚れないようにおりものシートをつけた方がいいです。

 

この薬の効果がとても凄くて、いつも夜になると痒みを感じることが多かったのですが、その夜は全く痒みを感じず。

1日目から効果を感じました。

そして2日目にはお股のヒリヒリ感もなくなってきて、3日目にはほとんどプライベートゾーンの違和感を感じることはなくなりました。

でも、一応菌が消滅するように6日間は使うように説明書きに書いてあるので、使いました。

 

えー、こんなすぐ治るんだったら早く相談しておけばよかった。

妊婦さんは出産時にカンジダがあると、産道を通して赤ちゃんに感染させてしまうことがあるので、疑わしい症状が出たらなるべく早く相談した方がいいですね。

 

ニュージーランドでは、カンジダのこの薬、薬局で薬剤師さんに相談すれば購入できます。

私の5ドルは処方箋ありの値段なので、薬局で直接買うともう少しかかるとは思います。

もし、一回カンジダにかかったことある方で、あ、今回もそうだなーと分かる方は薬局で購入すればGPに行く時間とお金がセーブできるので治療しやすいと思います。

 

出産まであと2ヶ月弱、再発しないことを願います。