妊娠中のカンジダ膣炎とその治療
以前、こちらの記事で↓プライベートゾーンが痒いと言っていましたが、
結局、カンジダだったようです。
妊娠すると免疫が落ちることで、今まで反応しなかった菌に反応してしまう為、カンジダになりやすいんですよね。
あと、糖尿病がある方もなりやすいのです。
私、ダブルパンチです。
今まで、痒みは若干和らいで、また痒くなってを繰り返して、しまいにはトイレで尿をする時にも圧迫感を感じたり、拭く時も若干ヒリヒリしていて、一向に治る感じがしなかったので、やっと担当の助産師さんに相談したのです。
日本だと、検診で妊娠初期は経膣エコーだったり内診があったり、おりもの検査があったりと婦人科関係を相談しやすいでしょうが、ニュージーランドでは最初から経腹エコーですし今まで内診もないですし、助産師さんに婦人科関係の話を相談していいのかわからず、今までしなかったのです。
検診の日に、ちょっと下の方が痒くて、もしかしたらカンジダになったかもしれませんと言うと、おりものは多い?と聞かれ、はいと答えると、じゃぁ軟膏を出しておくわねと、特に菌の検査や内診は無しで処方箋をもらいました。
それを薬局に持っていって、薬をもらいます。
こんな感じのもの(アプリケーターは6本入っています)。
お値段は5ドル。
カンジダの治療法
6日間連続して膣内にクリーム状の薬を入れます。
そして元から多めに入っているようで、膣内以外の痒みがあるところ全体的にクリームをのばします。
日本だと、膣錠が多いようですね。
膣錠は使ったことないのですが、この軟膏タイプは細いアプリケーターがついているので、指でぐいっといれる膣錠よりは使いやすいかもしれないです。
アプリケーターの細さはタンポンよりも細いです。
そこに、軟膏のチューブを差し込んで軟膏をアプリケーターに注入していきます。
それを、夜寝る前にベッドに寝っ転がって、膣内に入れて、タンポンのようにアプリケーターを押して注入していきます。
やはり最初は不快ですが、クリームが注入されるとアプリケーターも奥に入りやすくなるので、ゆっくりアプリケーターを押して、なるべく奥に注入します。
膣内以外にも手でクリームをのばしていくので、下着が汚れないようにおりものシートをつけた方がいいです。
この薬の効果がとても凄くて、いつも夜になると痒みを感じることが多かったのですが、その夜は全く痒みを感じず。
1日目から効果を感じました。
そして2日目にはお股のヒリヒリ感もなくなってきて、3日目にはほとんどプライベートゾーンの違和感を感じることはなくなりました。
でも、一応菌が消滅するように6日間は使うように説明書きに書いてあるので、使いました。
えー、こんなすぐ治るんだったら早く相談しておけばよかった。
妊婦さんは出産時にカンジダがあると、産道を通して赤ちゃんに感染させてしまうことがあるので、疑わしい症状が出たらなるべく早く相談した方がいいですね。
ニュージーランドでは、カンジダのこの薬、薬局で薬剤師さんに相談すれば購入できます。
私の5ドルは処方箋ありの値段なので、薬局で直接買うともう少しかかるとは思います。
もし、一回カンジダにかかったことある方で、あ、今回もそうだなーと分かる方は薬局で購入すればGPに行く時間とお金がセーブできるので治療しやすいと思います。
出産まであと2ヶ月弱、再発しないことを願います。