警察に止められた。ニュージーランドの飲酒運転とシートベルト着用について
ニュージーランドはコロナウイルスの危険レベル1となり、国境以外の色々な生活制限がなくなりました。
昨日でキウイフルーツのパッキングが終了したので、その打ち上げをパブでしてきました。
ロックダウン終了してからのパブ。
基本、こっちのパーティーと呼ばれる飲み会は行きたくないのですが(詳細はこちら↓)また運転手役で同席することに。
パブはやはり平日ということもあって、空いていましたが、私達以外にもお客さんはちらほらいました。
2時間だけね、とマオリ君に約束させ私は少しの間同僚と軽いお話をして、私はその後買い物に行ってまた時間にパブに戻ってきました。
で、また更に待たされたのですが、どうにか帰ることに。
別に来ていたマオリ母と従兄弟と、マオリ君の友達を車に乗せることに。
小さい私の車に大きい(肥えた)大人が5人。
皆、私以外は酔っ払っているので大きい声で適当なことを喋っているのでうるさくて迷惑極まりない。
イライラしながら、ぎゅうぎゅうな車を運転していると、後ろからピカピカとカラフルなライトをつけながら車が私の車の後ろをつけてきます。
あー、警察だわ。
ゆっくりと路肩に車を停める私。
ハロー!ちょっといいかな?
あれ、ちょっとシートベルトしていない人いるけど。
皆、うるさく騒いでいたので、気が付かなかったのですが(というより乗せるのに精一杯だった)、助手席のマオリ母も含め私以外皆シートベルトしていなかったのです。
警察の言葉にマオリ母は、あー酔っぱらい過ぎてて忘れてたわー。という返答。
もう少し悪びれた方がいいと思う。
他の人は、うんシートベルトしてるしてると何とかごまかそうとしていました。
そんな中マオリ君は酔っ払って、よくわからない言い訳をぐだぐだ言っていたものだから、警察の気に触ったようで、マオリ君だけチケットを切られることに。
そして、私に警察の方はお酒は今日飲んだ?と聞き、私は数時間前に1杯だけと答えました。
で、アルコール検知器に息を吹きかけると、警察の方は、あ、大丈夫だね。と。
あと、rego(自動車登録)とwof(車検)が切れているから、早めにやってね。と言い、去っていきました。
ニュージーランドの飲酒運転は日本より緩い?
これを読んで、え、一杯飲んじゃって大丈夫?と普通は思いますよね。
日本だと一杯でも飲んだら運転はダメっていう感じがありますが、ニュージーランドでは呼気1リットル当たり、0.25mg、もしくは血中濃度100ml中50mgまでなら飲酒運転とみなされません。
(ちなみに日本の酒気帯び運転は0.15mg以上)
こう、数字で言われてもよくわからないのですが、2杯までなら大丈夫と言われています。
人の体質にもよるでしょうから、実際のところはよくわからないのですが、まぁ飲まないに越したことはないですね。
私は、アルコールチェックをした時は飲んでから4時間ぐらいたっていたので、多分大丈夫だろうなとは思っていました。
もし、飲酒運転の罰金はそのアルコールの濃度によって変わります。
私の友達が数ヶ月前に捕まったのですが、結構アルコールの量が多かったようで、裁判所に行くことになり、結局半年免許停止と600ドルの罰金でした。
日本より、飲酒運転については罰則も含め緩いのかなーという印象です。
シートベルト着用は日本より厳しい?!
日本は2008年に道路交通法改正によって、車内全員のシートベルト着用が義務になりましたが、でも、まぁ緩いかな?と思います。
もし、シートベルトで警察にとめられても一般道だったら、ただの口頭注意、高速道路だと1点減点で罰金はなしです。
ですが、後部座席の人でもシートベルトをしていなかった場合は運転手の減点となります。
対して、ニュージーランドはシートベルトしていない場合は150(一万円ちょっと)ドルの罰金。
これは運転手ではなく、着用していなかった人が払うことになるのです。
(もし、15歳以下の同乗者が着用していない場合は、運転手の罰金です。)
なので、今回マオリ母が助手席でシートベルトをしていなくて警察に指摘されても私には関係のない話なのです。(もし、事故を起こしたら大変でしたが)
この酔っぱらいの家族は置いといて、ニュージーランド人は日本人よりシートベルトはちゃんと着用しているかなという印象です。
誰かの車に乗るときに、シートベルトちゃんとつけてねと言われることもよくあります。
ニュージーランドは交通事故での死亡事故が多いので、やはり皆普段から意識しておかなくてはいけないことでしょうね。
ちなみに、今は1/1以降にregoとwofの期限が切れた人は10/10まで自動的に延長されています。
なので今回私は罰金をとられることはなかったのですが、本日オンラインでregoは更新しました。
wofもなるべく早く車屋さんに持っていく予定です。
仕事終わりに散々な一日でした。