日本にはあまりまだないレッドキウイフルーツってどんなもの?
キウイフルーツのお仕事が始まって数週間立ちました。
この前、今年始めてのレッドキウイフルーツも出荷しました。
これは、新種なのでニュージーランド産のものは日本でお目にかかることはないと思います。(日本産の物は稀ですが販売されているようです。)
むしろ、ニュージーランド国内でも、まだなかなか店頭には並んでいないです。
今回そんなレッドキウイフルーツを試す機会があったので、レポートします。
レッドキウイフルーツとは?
今、私が務めている私のパックハウスで出荷しているほとんどのキウイフルーツがゴールドキウイフルーツ。
この出荷が終わると、少しグリーンキウイフルーツを出荷します。
でも、ゴールドに比べるとグリーンは少しです。
というのも、ゼスプリでのグリーンキウイフルーツの売上が落ちてきているようで、ゴールドに力を入れているようです。
ちなみに、2107/18年のゴールドの売上は前年より9%上がった一方、グリーンの売上は23パーセント減ったようです。
そんなゼスプリが、グリーンの代わりに今、目をつけているのがレッドキウイフルーツなのです。
これがゴールドのように世界で売れることを目論んでいるんですね。
今の段階では、レッドの栽培数を増やしている段階で、できたフルーツを限られたスーパーに試験的に出荷しています。
そして2025年ぐらいに正式に商品化する予定としています。
なので今のところ、うちのパックハウスでも出荷するレッドキウイフルーツは本当に少ないです。
引用:
Red kiwifruit about to arrive on supermarket shelves - briefly | Stuff.co.nz
レッドキウイフルーツの食レポ
まず、触った感触。
皮の部分がゴールドは少しざらざらしているところ、レッドはツルツルしています。
ゴールドはちょっと、熟れると皮が乾燥したようにしぼんだ感じになるんですよね。
レッドはあまり、それが見られないかな?
切ってみると、鮮やかな赤。
これは日本やアジアの女子が喜びそう。
肝心のお味は、
んー・・・あれ?そんなゴールドと変わらないかな?
ゴールドも十分甘いしね。
ってことで、今度は調度いい感じに熟れているゴールドを頂く。
で、やっと違いがわかった。
口に入れたすぐの味は似たようなものだけど、ゴールドの方が後味に酸っぱさがほのかに残る。
やはりレッドの方が甘いかな?
知り合いの方で、レッド食べたことある人がいましたが、その方は甘すぎると言っていました。
まぁ、キウイフルーツって、グリーンでもちゃんと熟れていれば十分甘いですもんね。
あと、私が気になるのは栄養価。
グリーンとゴールドでも栄養価が違うんですよね。
お腹に良いのはグリーン、美容に良いのはゴールド。
では、レッドはどうなんでしょうね?
最近、美容に敏感な女子が多い日本ではキウイフルーツの売上が増えているようなので、見た目も可愛いレッドキウイフルーツかなり期待できるのではないでしょうか。