ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

ワーホリ中にプラントナーサリー(植物園)で働いた話

 ニュージーランドに住んで、もうすぐ2年。

1年目はワーホリということもあって、シーズナルショブをいくつか経験しました。

 

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その中の一つ、プラントナーサリーでのお仕事を紹介したいと思います。

 

プラントナーサリーとは?仕事内容

 プラントナーサリーとは植木屋さん、植物園のようなところで、苗木をここで育て、ホームセンターのようなお店に出荷します。

 

私の仕事は、

  • 苗木の元になる植物の調達
  • 植物をカットして、挿し木をする
  • 少し成長した苗をポットに植え直す

でした。

 

 

まず、植物の調達ですが、このナーサリーに生えている植物を取ったり、ここのオーナーさんのお知り合いの方の自宅に許可をもらって、園芸ばさみで、がっさり取っていきます。

 

そして、植物が準備できた後は、それをガレージの中で、挿し木として使える部分を大体7~10cmぐらいにカットしていきます。

植物の種類によっては、根本になる部分にハサミでサッと傷をつけたり、葉っぱを切ったりしました。

 

そして、その小さな苗木の元ができたら、それをトレイに入っている土に挿していきます。

できあがったら、それをオーナーさんがビニールハウス内に移動させて、定期的にスプリンクラーでお水をまき、数ヶ月成長させると苗木になります。

 

その他、ポッティングと呼ばれる、このようなポット↓に土をいれ、成長した苗木をトレイから植え替えていきます。

(こちらは自宅の挿し木ですが)

その他、オーダーが入ると、クライアントさんが大きなトラックで植物を取りに来ます。

その前に、何百という植木を一箇所に移動し準備します。

力仕事です。

 

 

楽しかったことと、大変だったこと

楽しかったことは、植物の知識が増えたこと、興味が増したことでしょうか。

実家では、母親がガーデニングをしていたものの、そこまで興味がなく、しかし、この仕事を始めた後から家庭菜園を始めました。

そして、挿し木の知識もついたので、ご近所さんから上の写真のローズマリーとミントを少しカットさせてもらい、挿し木で今、栽培中です。

 

大変だったことは、屋外での仕事も多いので夏は強い日差しの下、冬は寒く雨も多い中一日中働くことも多いことでしょうか。

苗木を切る作業は、ガレージの中でやっていたのですが、時期が春の初めだったので、座りながらの作業で血行が悪くなったのか、手と足の指にしもやけができました。

対して、ポッティングは屋外での仕事です。

晴れた日は帽子をかぶっていても、数時間するとクラクラしちゃいます。

水分補給が必須。

そして、一日中雨の日もあり、レインコートはきてたものの、浸透してしまい、帰る頃には中の服がばっちり濡れていました。

お昼休憩時に着替えたりしていました。

 

あとは、植物を調達に行ったとき、その植物は甘い匂いを出しているのか、蜂がブンブン飛び回っていました。

その中を、植物を取っていくわけなので、刺されました。

幸い、アレルギーは持っていないようで、ちょっとした痛みが一時間程続いて、その後は何ともなかったのですが。

よっぽど、サンドフライの方が辛い。

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その他は、ライム等トゲがある植物を扱う時です。

短く切っていくときも、恐る恐るになりますし、土に挿していく時も少し力を加えないといけないので、深く指にトゲがささらないよう気をつけながら、尚且、スピードが落ちないように頑張りました。

帰る頃には、親指に傷がいくつもついていました。

 

オーナーさんが、プラントナーサリーは大変な仕事ばっかりだよとおっしゃっていましたが、その通りだなと思いました。

ですが、日本ではこのようなお仕事を経験したことがなかったので、全てが新たな経験で私としては、とても楽しかったです。

そして、オーナーさんも気の良い方でしたので、頑張れました。

 

たまにNZ daisukiにも求人が載っているプラントナーサリーのお仕事、大変ですがニュージーランドらしい仕事でもあるので、興味ある方はこちらを参考に挑戦して頂きたいと思います。