ニュージーランドでマオリ生活

ギリホリでニュージーランドに来て、マオリのパートナーに出会い、パートナービザ、永住権を取ったアラサー女子の生活を書いたブログです。ニュージーランドで義母とパートナーと田舎暮らし奮闘中。ワーホリの方に役に立ちそうなことも発信したいと思っています。

赤ちゃんのアトピー、乾燥性乳児湿疹対策

先日こちらの記事で、ちびマオリが生後4ヶ月から乾燥肌で悩んでいることを書きました。

 

manyjet.hatenablog.com

 それについて詳しく書きたいと思います。

 

症状と経過

今までこちらの記事でおすすめしたセタフィルのベビーローションを新生児からずっと使っていたのですが、

 

manyjet.hatenablog.com

 生後4ヶ月入った頃から、顔のカサカサ、粉ふきが始まったので、保湿剤を別のもの、Aveenoに変えました。

Aveenoのベビーローションは無香料で、ブランド自体結構、敏感肌の方向けのシリーズがあるので、セタフィル同様、安心して使えそうだなと思ったからです。

使ってみて、セタフィルより若干浸透力がある感じで少しよくなった感じでした。

 

そんな時、湿疹とは別件で(蕁麻疹)GPに行くことになりました。

蕁麻疹については過去記事で書いた通り、まぁ赤ちゃんはたまになるんだよで終わってしまったのですが、

 

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乾燥肌が気になっていたので、保湿剤を処方してもらえるか聞いたら、それはいいアイディアだねと出してもらったのです。

ニュージーランドでは13歳以下は診察代、お薬代が無料なので、お店でベビーローションを買うよりお得なのです。

3ヶ月分(3つ分)処方してもらえました。

使ってみて、確かに今まで使ってきたベビーローションより保湿力はあり、粉ふきがおさまったのですが、またしばらくするとまた粉ふきがはじまったので、また別件でGP行った時に頼んでもらったのが保湿クリームです。

ローションからクリームに変えて使い始めました。

確かに保湿力はローションよりあるので、カサカサは緩和されました。

 

ですが数日後、義母が私が料理している間にちびマオリを抱っこしていたら、気づいたらちびマオリのほっぺが真っ赤!

もともとこの日は乾燥で顔が赤かったのですが、それがより酷くなってぷつぷつと小さい湿疹が腫れ上がり、そこから汁が出ていました!

ほんの短時間で何が起こったのかわかりませんが、びっくりしちゃいました。

ずっと見ていなかったので、わからないのですが多分、ちびマオリが痒がって義母の服に顔を擦り付けたのかなーと思います。

私はこういう肌の摩擦になるようなことは普段させないのですが、義母となるとそんなこと気にしないですからね。

顔しか赤くなっていなかったので、アレルギー反応とはまた違う感じのものでした。

 

翌日、GP(クリニック)に連れていこうと思って、朝起きてみると、昨日の腫れ上がりはスッキリ治っていました。

ほんと赤ちゃんの肌っていきなり良くなったり悪くなったりするんですよね。

一応、GPに連れて行って診てもらうと、多分アトピーかもしれないねーという話で、ステロイドをもらって、保湿を続けるように言われました。

 

原因

赤ちゃんって生まれてすぐはお母さんからホルモンをもらって、思春期のように肌がオイリーでにきびのような湿疹がいっぱいできるんですよね。

ですが、生後三ヶ月過ぎた頃からそのホルモンもなくなって、一気に肌が乾燥してきます。

皮脂量も水分量も大人に比べるとだいぶ少なくなるのです。

皮脂量は大人の1/3。

肌が乾燥すると肌バリアが崩れて、湿疹やただれになってしまいます。

それが慢性化されるとアトピーになってしまうようです。

 

ちびマオリもこれです。

生後4ヶ月入って一気に肌が乾燥し始めました。

ちびマオリは3月生まれなのですが、ニュージーランドでは秋生まれなので、ちょうど乾燥しやすい生後三ヶ月以降が冬にかかってしまうのです。

首から下は洋服で覆われているので、そんな酷くはないのですが、常に露出されている顔と頭は特に乾燥で肌が粉ふき、赤くなりやすいです。

 

あとは、今は拳しゃぶりをよくするので顔によだれがついて、その刺激で赤くなっている感じもします。

 

 

 

対策法

保湿を徹底的に

これが、私が保湿で使うラインナップです。


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まず左のピンクのものがGPでもらったローション。

厳密にはCetomacrogolクリームなのですが、ソルボレンクリームの代わりのようなものです。

ソルボレンクリームとはニュージーランドやオーストラリアではよく使われる、日本でいうアトビーにはヒルドイドっていう感じで、乾燥肌やアトビーにはまずこれって感じで使われる定番保湿剤です。

無香料で、アレルギーや刺激になりづらい成分でできているので、安心して使えます。

GPに行かなくてもChemist Warehouseで割と安価で買えます。

 

そして、右下の緑のクリーム。

これもCetomacrogol クリームなので、成分的には同じようなものなのかな?

油分が多くて塗ると結構白くなります。

ちょっと塗り込まないと肌が白くなったままになります。

 

そして日本でもお馴染みのワセリン。

ニュージーランドには日本で売っているようなベイビーワセリンが売っていないので、これを使っていますが、特に問題はないです。

日本のプロペトのようにクリニックで処方できるワセリンはないようです。

スーパーだと50gか100gのしか見かけませんがchemist warehouseだと大容量で安く売っているので、そこで買うようにしてます。

 

これをですね、まず朝とお風呂後は全身にローションを塗った後に全身クリーム。

そして顔や首下、膝関節など赤くなりやすいところにはワセリンを重ねます。

これで、顔はずいぶん綺麗になりました。

膝関節裏もずっと赤くて市販の消炎クリームを使ったりしましたが、よくならなくて、この方法で赤みが消えました。

 

そして、日中はオムツ替えの度に、顔と脚とお尻は保湿してます。

この時はクリームと部分的にワセリンのみです。

なので1日5回ぐらいは顔は保湿していると思います。

1ヶ月で500mlの保湿剤を使い切るぐらいが丁度良いとどこかの記事で読んで、この私の頻度だと丁度使い切る感じです。

 

市販薬、ステロイドを使う

ステロイドについては個人個人、意見が違うと思いますが、私はどちらかというと反ステロイド派です。

でも絶対に使いたくないっていうわけではありません。

クリニックで肌荒れやおむつかぶれを相談するとポンとステロイド出されますが、まぁなるべくなら使わず治したいです。

なので、私は赤みぐらいだったら保湿、ステロイドが入っていない市販薬を使っています。

1回酷いおむつかぶれを起こした時、お風呂の時に泣かれたので、その時だけ使いました。

 ジュクジュクしてしまった湿疹等はステロイドで一気に治しちゃった方がいいのかなと思います。

 

私が使う市販薬はポリベビー。

ニュージーランドではSudocremやBepanthenなど、おむつかぶれ用のクリームはあるのですが、あまり効果を感じられずに、日本から送ってもらったのがこれ。

乾燥性の肌の赤みにはあまり効果がありませんが、あせものようなぷつぷつした湿疹には効果抜群です。

 

爪を常に短くしておく

赤ちゃんて爪伸びるの早いんですよね。

最近はかゆいようで、頭や耳の下をかくようになりました。

赤ちゃんの爪って結構鋭くて、そしてまた肌が薄いのですぐ傷ができてしまいます。

そこから化膿したりとびひにならないように、爪は短くしておきます。

私は気づいた時はかいてる手を抑えてしまうのですが、寝ている時はそれはできないので。

 

帽子をかぶらせる

最近は顔は治ってきたのですが頭皮が乾燥しているようで、赤くなって痒がっています。

常にではないですが、たまにひっかこうとしているので、日中はコットンでできた帽子を被らせています。

ちびマオリは髪の毛がまだ薄く、特に後頭部は寝ている時によく頭をフリフリしているのではげちゃっています。

なので、寒い間は日中は帽子を被せて、乾燥とひっかくのを防止させています。

 

スタイをつけない

ちびマオリは肌が弱いので、よだれですぐかぶれてしまいます。

濡れたスタイをつけておくとすぐ首元が赤くなるので、あまりつけないようにしています。

まだ寝ていることが多いので、そこまでよだれが気にならないのですが、これからお座りするようになったら、また違うだろうなと思います。

 

石鹸を使わない

石鹸を使うと肌が乾燥しやすくなります。

ソープフリーのベビー用ボディーウォッシュもいいと思いますが、私はGPにすすめられて上記のローションで洗うようにしています。

私も試しにこれで洗顔してみたら、凄くもちもち保湿されました。

お湯から上がると一気に乾燥が進むのですが、石鹸代わりにこのソルボレンローションを使うことでこの乾燥が緩和されます。

 

今はこんな感じで湿疹対策をしています。

今は顔はよくなり、耳下、後頭部の乾燥対策を頑張っています。

これからニュージーランドは春になって暖かくなりますし、乳児湿疹もピークは5~6ヶ月なようなので、これから症状が緩和してくれることを願っています。