妊娠糖尿病の通院と血糖値測定
前回記事の続きです。
助産師さんから妊娠糖尿病と診断を受けて翌日に総合病院の糖尿病専門看護師さんから電話がかかってきました。
そして、なるべく早く問診をしたいとのことなので、その4日後に予約を取りました。
ここまでの展開がとてもスムーズです。
火曜日:第一回糖負荷検査
水曜日:助産師さんとの定期検診
木曜日:糖再荷再検査&妊娠糖尿病の診断
金曜日:総合病院から連絡
翌火曜日:糖尿病専門看護師の診察
特に値がすごく悪かったわけではないのです。
ですが、なるべく赤ちゃんが高血糖にさらされている時期を短くしたいとのことで、なるべく早め早めに再検査や診察を受けてほしいとのことでした。
ニュージーランドの医療って実際どんなものかわからないというか、あまり期待はしていなかったのですが、割とちゃんとしているなと思いました。
糖尿病専門看護師さんに会う
この日はマオリ君もお仕事がお休みだったので、一応私がリスニング漏れがないように連れていきました。
看護師さんは穏やかそうなおばあちゃん。
まずは簡単に妊娠糖尿病とはどういったものかの説明を受けます。
そして、体重と血圧を測って、今後の治療法について話します。
こんなキットをもらいました。
これは、血糖値を測るもので、指に針で穴を開けて血を出し、その血から血糖値を測ります。
聞くと何だか痛そうな感じしますよね?
私も初め怖かったのですが、まず1回目を看護師さんが手伝ってやってくれました。
日本では血糖値の単位をmg/dl単位で示しますが、ニュージーランドではmmol/Lで示します。
mmol/Lに18をかけるとmg/dLになります。
朝食前5.0mmol以下、食後1時間後7.4mmol以下が基準値になりますが、まず第1回目の測定で8.1になってしまいました。
調度この時、朝食後1時間後ぐらいでしたね。
あーやっばり私って血糖値高いんだ・・・と思いました。
この血糖値測定を朝食前、朝食1時間後、昼食1時間後、夕食1時間後、一日4回測ります。
なかなか面倒です。
特に仕事がある日の昼食後は時間を見て、一回抜けて測るようになるので。
ですが、赤ちゃんの為なので、そうも言ってられないですね。
まずは食事療法でどんな血糖値になるか試してみて、値が改善されなかったらインスリンもしくは飲み薬での治療になるようです。
インスリンの回数も値によってです。
高すぎると、毎食後になります。
看護師さんが言うには大体、患者の半数の方がインスリン治療になるようです。
血糖値を測るのも面倒なのに、インスリン注射なんて更に面倒なのでこれは避けたいです。
そして、食事の仕方等の説明を受けて帰宅しました。
ちなみに、ニュージーランドでは、この測定器も診察も公費で出してくれるので無料でした。
ただし、測定器に必要なストリップや針の補充等は薬局で有料になり、5ドル(350円ぐらい)で3ヶ月分買いました。
初めての血糖値測定
帰宅後、お昼を食べて血糖値を測ります。
キットの使い方の説明は受けたものの、キットに一緒に入ってきた説明書で再確認。
まず、ペン型のものを指のサイドに当て、ボタンを押すと中から細い針が瞬時に出て、引っ込み指から血が出ます。
この勢いのレベルも自分で選べて、あまり勢いが弱いとその分痛くはないですが、血が十分に出なくて値が測れません。
針はこんなに細いです
髪の毛よりちょっと太いぐらい?
おそるおそる、指にペンを当てボタンを押します。
ビョンとボールペンの芯を戻す時のような音が出て、指から若干の血が。
指によってはあまり出ないので、周りの皮膚をちょっと押して血を出します。
感触は痛いっていう程ではないですが、まぁ不快ですね。
指に輪ゴムで軽くバチンとされたような感じ。
この黒い機械に使い捨ての紙みたいなものを指して、そこに血を吸わせると、機械に数値が出ます。
ちなみにお昼は全粒粉の食パンを2枚使って、レタス、ハムを挟んだだけのシンプルなお昼にしたのですが、それでも数値は8.5!(上の写真は後日のもの)
食パン2枚はダメか。。。
今後、どんな食べ物が高血糖か、あとその量等色々学びながらの食事になります。
より一層、赤ちゃんに会うのが楽しみになりました。
早く出産してこの面倒なのを終わりにしたい!